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- 過去ログ - ADHD特徴あるある
この記事の最終更新日は 2021年11月22日 です。現在は状況が異なる場合がありますので予めご了承ください
ADHDの人は片付けが苦手といいます。←他人事・・・
それは、注意力が散漫で、持続しないから。
特に女性のADHDは、家の片付けができない、家の中の管理ができてないと夫からいつも叱られているという人も多いようです。
ということで、私のこれまでの経験を踏まえ、汚部屋が片付く方法を考えてみました。
「結構、いける!!」と自画自賛、「自分にもやれそう!!」と思ったらチャレンジしてみてね!
目次
まずは捨てるのが先!ADHDの過集中を利用し、注意力散漫で持続しないを逆手に取る!
1.この1年使わなかったもので、後で簡単に手に入るものは捨てる
2.捨てるのに悩むものがあれば、とりあえず残す
以上!!簡単!(笑)
だけど、次のルールだけは絶対に守って欲しい。
【ミムラ流・片付けのルール】
・片付けたい場所を一か所選ぶ
・片付けタイムは15~30分以内、休憩15分
・他に関心が移りそうになったら途中でも作業を止めて、休憩を入れる
ルールの3つは必ず守る。
これ絶対ね!!
その上で、1と2を繰り返しやってほしいの。
それはなんで?という疑問には次にお答えしていきます。
この1年使わなかったもので、後で簡単に手に入るものは捨てる
「いつか使うかも」「〇〇さんからもらったから」「一度も使ってなくて新しいからもったいない」「リサイクルショップに売りに行って小金に変えてお小遣いにしよう」・・・etc
私と同じ脳ミソの構造の方々は、上に書いたようなことを、あれこれあれこれ頭の中で考えているんじゃないですかあ?
ハッキリ言います!
●ほとんど使わない
●たぶん、貰い物の存在すら忘れていたでしょう!
●ましてやリサイクルショップに売りに行くなんてことは、すぐにはできないでしょう!
面倒臭いって思っちゃうでしょ?(笑)図星?
ADHDには先送り傾向がありますよね。
今やれないことは、今後もやるまでに時間がかかるか?やらない!と断言します。
まずは、潔く捨てましょう!
もし後で必要になっても、今の世の中、手に入るものがほとんどなので買えばいいんです。
捨てるのに悩むものがあれば、とりあえず残す
・手に取って使うものではなく置物、絵などインテリアに関するもの
・ぬいぐるみなど、自分がとても気に入っているもの
・登場回数の少ないもの(冠婚葬祭用の洋服など)
使う使わないで判断できないもの、自分のお気に入りなどは、取っておいていいと思います。
悩んで、捨てることをためらってしまうなら、とりあえず取っておきますが、半年後・1年後にやっぱり手に取ることがないなら、捨てます。
片付けのルールを必ず守って欲しい理由
【片付けたい場所を一か所選ぶ】
注意散漫なので、目標を明確にする必要があります。
1か所と場所を決め、意識することで、他に注意が移ってしまうことを避けます。
これ、意外と効果があって、「いまここ!」と思うと他に目移りしないもんです。
【片付けタイムは15~30分以内】
人の平均的な集中力についてはいろいろな説があるようですが、正直ADHDの人には当てはまらないと思ってます。個人差が大きいかなと。
それと、ADHDの特徴でもある過集中がハマれば一気に物が捨てられる可能性もあります。ので、「自分の集中力は何分くらいかな?」とこれまでの経験から探してみてください。
私の場合は上記の通り、15~30分くらいです。
【他に関心が移りそうになったら途中でも作業を止めて、休憩を入れる】
自分が集中できる時間が切れてしまったら、無理せず休憩入れてください。
ここで関心が他に移ってしまうと、今度はそこに集中してしまい、やっていたことすべてが中途半端になってしまいますから。
注意散漫なんだから、うまく休憩を入れながら1か所ずついらなくなったものを捨てていく。焦らず1つ1つ。
自分の特徴を理解していくと、それを逆手にとって行動できるので、やれることが増えて、小さな達成感が増えていきます。
物を減らしてから、初めて片付け作業に入る!
私個人の経験上でしか語れませんが、たくさん溢れかえった物をどうしていいのか?使うか?使わないか?いるのか?いらないのか?
その判断すら的確にできないのが、多くのADHDの皆さんです。(個人差が大きいので当てはまらない人もいますが・・・)
溢れかえる物を綺麗に整理整頓なんてできないのが現状。
ならいっそ、片づける物自体を減らせばいいんですよ。
少なければ少ないほど、片づけるのが楽になります。
汚部屋で怒られてばっかりいた経験を重ねて、私が最終的にたどり着いた結論です!
私もまだまだ発展途上!
物が多い現状は私も一緒です。だけど、上記の方法に気づいてからというもの、かなり物は減ってきています。それでも、まだまだ「捨てる」作業は終わっていません。
でもね、少しずつだけど物が減って、管理がしやすくなってきてるので楽しいし、気分的にとっても楽なのです。
いつも心身ともに緊張状態にあることが多いADHDの人には、リラックスできるゆとりの時間が必要です。
これからも、私個人の経験ではありますが、いろいろと記事にしていきますので、ぜひ参考にできるところはまねしてみてくださいね!