ADHD・注意欠陥多動性障害について、「もうちょっと詳しくお伝えしたい!」と思い記事にしました。

 

というのも、「ネットで詳しい情報って探してみると意外にない!」という現実を知ってしまったからなのです。

検索して見つかる情報は、ADHDの症状の中でも一般的に認知されているものがほとんどでした。

 

この記事では、私が持つADHDの症状や、体験を入れながら書いてます。

良かったら、おつきあいくださいね。

 

 

ADHD・注意欠陥多動性障害について

 

ADHD基本症状:「不注意・多動性・衝動性」の3症状

 

 

①不注意(注意散漫):自分の興味や関心がないことは気が散って集中できない

 

どういう状態かというと、脳の一部は起きていてハッキリしているけど、別の一部は眠っているような状態です。

 

覚醒レベルが低下(要は常に寝ぼけている状態ですね)している状態ということです。

 

いつも周囲のあらゆる情報を取り込んでしまっていて、欲しい情報を選別し、取り込むことができないのです。
脳はいつも混乱していて、集中力が保たれていません。

 

 

私の場合も、常に意識していないと会話は雑音となり「ザワザワ」して聞き取れない状況です。相手が何を伝えようとしているのか?早急に判断し、集中して聞き取るように常に気を張ってないといけません。

だから、電話や会議、複数人との会話は苦手です・・・。そしてものすご~く疲れます。

 

 

②多動性(運動過多):落ち着きがなくてそわそわしてしまう、動きがせわしい

 

子供のころいませんでしたか?授業中にウロウロ歩き回るクラスメート。
または、授業に集中できなくてキョロキョロあたりを見回したり、姿勢をよく変えたり、周りの席の子にちょっかい出したり。

 

私の場合は、ウロウロと歩き回ることはありませんでしたが、じっと座ってるのが苦痛で仕方なかったです。
窓の外を眺めたり、鉛筆回しをしたり、髪の毛をいじってたり、教科書にいたずら書きしたり・・・。

 

今でも、研修などで座ってばかりいると30分ももたず、手足を動かしていないと苦痛でしょうがないです。

小学校の入学式の日、隣の席の子が可愛らしい感じの子で、男の子か女の子かわからなくて、じ~っとその子の顔ばかり見ていたというエピソードがあります(笑)

 

 

③衝動性:自分の思い付きのまま言葉を発したり、行動する

 

後先考えず言葉を発し、知らぬ間に相手を傷つけてしまったり、相手の話をさえぎって、自分ばかり話してしまう。
思い付きで行動して怪我をしたり、事故にあったりする。
順番やルールを守らない。

 

私の場合はですね、人がちょっと引いちゃうことを平気で言っていたようです。「当時、実は引いていた!」と最近になって、同僚に言われたんです。知らなかったのは私のみ・・・。

それと全く自覚がなかったんですけど、動きがかなりせわしいようなのです。
上司から「少し落ち着いたら?」って言われて、何のことだかわからなくて聞いたら、動きがせわしいんだそうです。

40年以上も生きてきて、生まれて初めて指摘されたんですが、結構ショックでした・・・。

順番やルールは、クソ真面目なくらい守ってます!

逆に、「もう少し緩くてもいいんじゃない?」って言われます。

 

 

以上がADHD・注意欠陥衝動性の基本の3症状なのですが、あくまで基本です。

どんな病気もそうですが、症状がきっちり当てはまるのはまれです。
ADHDもしかり、きっちりとした線引きはできないのですね。

 

 

ADHDの基本症状3つをさらに分類していくと次のようになります。

 

1.不注意優勢型
2.多動・衝動性優勢型
3.1と2の混合型

 

私は疑いもなく「3」の混合型ですね・・・。
ADHDについて調べ始めた頃は「1かなあ?」って思ってたんですが、ADHDのことを調べていくうちに、「全部当てはまるじゃん!」ということを知ってしまいました。

 

 

大人のADHDのその他の基本症状と随伴症状

 

【基本症状】

・仕事の先延ばし傾向(期限が守れず仕事がたまる)
・感情の不安定(気分が変動しやすい)
・低いストレス耐性(心配と不安が感情の爆発を招く)
・対人スキル、社会性の未熟(空気が読めず、人の話が聞けない)
・低い自己評価と自尊心(マイナス思考とつのる劣等感)
・新奇追及傾向と独創性(飽きっぽく一つのことが長続きしない)

 

【随伴症状】
・整理整頓ができず忘れ物が多い(仕事ができても家事が不得手)
・計画性がなく、管理が不得手(低すぎる日常生活のスキル)
・事故傾性(交通事故、産業事故)
・夜間の低い睡眠効率と昼間の居眠り
・習癖(男性に多いチック症状、女性に多い抜毛症)
・さまざまな依存性や嗜癖行動に走る(アルコール、タバコ、薬物、ギャンブル、浪費など)
・のめり込みとマニアック傾向(パソコン、ゲーム、その他)

引用・参考文献:私は発達障害のある心療内科医、星野仁彦著、マキノ出版

 

 

大人のADHDの症状や随伴症状について、詳しく載せてるサイトってほとんどなかったんですね。サイトの大半が「不注意・多動性・衝動性」の3症状ばかり・・・。

自分がADHDと診断されたら、やっぱり自分の障害のことを詳しく知りたいと思うわけです。星野先生の本には、私の知りたかった情報が山積みだったので、ここではおおいに引用させてもらっています。

 

 

その他の発達障害との混合について

 

さて、発達障害の種類はADHDの他にもあります。

 

・注意欠陥多動性障害(ADHD)
・広汎性発達障害(アスペルガー症候群(AS)含む)
・学習障害(LD)
・精神遅滞

 

最近では、発達障害の症状はいろいろな要素が重なるように現れることがわかっているようです。
「人によってはADHDが強く出て、LDもあるが、精神遅滞はない」とか、「ADHD、LD、ASの混合型」とか。

 

*発達障害の種類の中で、精神遅滞がありますが、このブログテーマの一つである「大人の発達障害」ADHD、AS、LDは「軽度発達障害」に含まれ、精神遅滞が無いか軽いことをさします。

 

また、アスペルガー症候群とADHDの症状は共通しているものも多いようです。
例えば、聴覚や視覚に敏感とか、強いこだわりとか、対人関係の未熟さなどです。

 

 

私の場合は、目覚ましの音や予測もしないスマホの通知音などが苦手で、体がビクッとなり、心臓がバクバクするほど反応してしまいます。

また、蛍光灯の光や太陽の光が目に刺さる感じでとっても辛いんですけど、なかなか分かってもらえません。一日職場にいなきゃならないときは、目は痛いし、体も疲れてしまいます。

 

それから賑やかな場所も長時間いるとすっごい疲れるんですね。
そのうち周囲の賑やかな会話が雑音に聞こえ、会話の内容が把握できなくなってきます。
「ああ、しんど・・・。」

 

 

このように、アスペルガー症候群とADHDには共通している症状が多いのですが、大きな違いがひとつあります。

それは、人とのかかわりです。

 

ADHDの人は、「他人と関わりたいのにうまく関われない」
アスペルガーの人は、「他人と関わり、親しくなりたいという欲求そのものが薄い」

 

 

この大きな違いを知った時に、自分は「ADHDとASの狭間にいるのかもしれない。」と思いました。
というのも、どちらも当てはまるんですね。

人とうまく関わっていきたいと思う反面、一人でいるのを好んでいる部分もあるんです。
一人でいるのは苦じゃないし、積極的に交流しようとも思わない自分もいるわけです。

 

 

う~ん・・・複雑ですね。

 

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか?

ADHDは、3つの基本症状「不注意・多動性・衝動性」ばかりではないことがわかっていただけたのではないかと勝手に思ってます!

 

症状の出方は人それぞれ、まったく同じ人は存在しない。
しかもアスペルガーや学習障害も絡み合っていたら、なおわかりにくいし、理解もしにくい。症状の程度も軽い人から重い人まで、いろいろいますし。

 

 

そして当の本人たちは、何とか周囲についていこうとものすごく悩みながら、自分なりに頑張ってる。だけど報われないことが多いという現実に、打ちのめされたりもしている。

 

 

そんな現状が少しでもわかっていただけたら・・・嬉しいです。