この記事の最終更新日は 2018年10月31日 です。現在は状況が異なる場合がありますので予めご了承ください

乳ガン?!初めてのマンモグラフィー

 

夏場から、乳頭のびらんが治らず、浸出液が出ている。

痛くもないし、痒くもない。

ネットで調べてみると、乳頭にもガンがあるらしい。

 

一人でグダグダ悩んでもしょうがない!!

思い切って乳腺外科を受診し、初めてのマンモグラフィー体験談です。

 

 

 

目次

乳ガンかも?乳首が変!!

 

夏場から続く乳頭のびらんと浸出液。

シャワーを浴びていた時に、乳頭にピリッと痛みが走りました。

てっきり、自分の爪で乳頭を傷つけてしまったと思い、手持ちの抗生剤の軟膏をつければ、2~3日で治ると思ってました。

 

ある日、乳頭の赤みが広がりびらん状態になっているのを発見。

ブラジャーにも浸出液が乾燥してくっついている。

 

まったく治らないのはおかしい。

 

ネットで調べてみると、乳頭パジェットとかいう病名がヒットしました。

非浸潤性のガンで、めずらしいようです。

 

「う~~~~ん・・・"(-""-)"」

グダグダ悩んでいても、何の解決にもならない!

まだ死にたくないんで、病院受診することにしました。

 

 

乳ガン?と思ったら、乳腺外科を受診するのがいいらしい

 

「乳ガン」で調べてみると、「乳腺外科」で見てもらうのがいいらしいという情報をGETしました!!

皮膚科という情報もあるけれど、皮膚科で乳首を見せるのは、なんとなく嫌だし、やっぱり恥ずかしいという思いが強いんですね。

 

大病院のほとんどは、乳腺外科があるけれど、紹介状がないと診てもらえない。(この仕組みがめんどくさい)

どこの病院も紹介状がないと、3000~5000円余計にお金もかかるシステムとなっていました。

 

「なら乳腺外科の開業医を探そう!!」

 

ということで、ネットで検索してみました。が・・・近場で乳腺外科は見当たらない。

少し範囲を広げ、車で行ける乳腺外科をようやっと1件、探し出しました。

 

 

口コミの情報に受診するのを躊躇・・・

 

今の世の中、便利なもんで医者の口コミがありますね。

私も気になって、院長の口コミを読んでしまいました。

(読まなきゃいいのにね・・・)

 

「とても厳しい先生です。二度と行きません」とか、「自分の希望は通りません。先生の言う通りにしないと怒られます」とか。

 

 

オイオイ(;^ω^)

いったいどんな先生なの???

 

 

「医者なんて変わり者が多いんだから、そんなもんか・・・どこも一緒ね(笑)」

なんて思ったけど、私も思いっきり怒られるかもしれない~!!

 

実は私、乳ガン検診一度も受けていませんでした。

 

 

怒られる覚悟でいよいよ乳腺外科を受診!

 

小林麻央さんが乳がんで亡くなりましたよね。

この影響はすごいらしくて、検診を受けたり、受診する人が一気に増えているようです。

 

朝一で行ったのに、予約優先で予約外受診は診察が午後になる可能性があると説明されてしまいました。

すでに怒られる覚悟で受診したので、一日がかりになるのなんて「屁でもない!!」

 

受付の方や看護師さんは、とっても丁寧で安心感があり、不安はいずこへ・・・って感じで、ゆったりとした気持ちで待つことができました。

 

 

初めてのマンモグラフィー

 

マンモグラフィーっておっぱいを挟み、平べったくするので痛いと聞いていたし、自分のおっぱいは挟めるほどでかくなかったので、ギリギリ引っ張られて挟まれるのは嫌だなあ・・・って。

 

それが、乳ガン検診一度も受けなかった理由でした(笑)

 

マンモグラフィーを受けるときは、上半身裸になります。

おっぱい挟まれるだけかと思っていたのですが、腕の位置、立ち位置が決まっていました。

角度を変えて、4枚撮影されました。

 

 

技師さんがきちんと説明し、誘導してくれたので、一回で撮影OK!!

取り直しはありませんでした。

 

今は昔と違って、パソコンで画像を管理していきます。

昔はね、レントゲンといったら、フィルムを用意して、撮影したら現像して。

現像液も数種類を順番に混ぜ合わせて、作るんです。

もし写りが悪かったら、もう一回撮り直しという・・・。

たった十数年で、大きな変化ですね。

 

さて、おっぱいを平べったくするという痛みに関してですが、覚悟決めればどうってことない話で、意外と我慢できました。

放射線技師さん、とっても上手で、マンモグラフィーにおっぱい挟みこむ手際の良さといったら、惚れ惚れする感じでした!

 

 

エコー検査と触診

 

いよいよ先生による診察。初めは触診から。

あの・・・指使いが何とも言い難い。

指先の感覚に集中、なんとも独特な指使いで・・・職人さんすか??ってな感じです。

 

エコーは何度か経験しているので、どんなものかはわかる。

 

 

先生が画像を保存しながら、何やらサイズを測っているのだが。

それも一つじゃなくて複数。

「嚢胞たくさんありますねぇ・・・」

はい???乳房に嚢胞ってできるんですか?

 

やっぱり、経験ない分野のことはさっぱりわからないものです。

 

嚢胞自体に問題はないそうですが、この嚢胞の中などに影が見える場合は、ガンの可能性もあるとのことで、半年に1回の経過観察となりました。

 

 

結局、乳頭の赤みと浸出液の正体は?

 

先生曰く、「マラソンしてる人とかに多いんだけど、腕が胸に擦れて皮が剥けることがあるんですね。やってますか?」

 

いいや、先生!私はスポーツ好きじゃないし、走るのが一番嫌いですよ(笑)

何にもやってないのに、乳首の皮むけなんておかしいんじゃないの?

と思いましたが、とりあえず心配した、乳頭パジェットではなさそうなので、軟膏つけて様子みることとなりました。

 

でも、まだ治らないんですよね。

赤みの部分と浸出液の量は減ってきた感じはしますが、まだ完治はしていません。

長引くようなら、再受診するよう言われているので、もう少し経過を診ていきたいと思います。

 

受診後、冷静にこれまでの生活や仕事の状況を振り返ってみたんですが、思い当たる節がありました。

それは、体格のいい患者さんの車いすへの移動。

 

確かに、体を密着させないと自分よりも重い患者さんを持ち上げることはできない。

当面、その看護は続きそうな感じです。

ということは??

 

「私の乳首!当面治らないんじゃないの~???」

 

やっぱり、看護師さんのアドバイス通り、乳首にバンドエイドの「キズパワーパッド」をニップレスのように使ってみるしかない?!