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- 過去ログ - ADHD特徴あるある
この記事の最終更新日は 2021年3月28日 です。現在は状況が異なる場合がありますので予めご了承ください
「小さな頃から片付けが苦手で、どうしても上手く片付けられないんです。」
特に、机やテーブルの上にモノを積み上げていく癖があり、時々雪崩が起きる始末。
理由は、今使っているモノたちを、手の届く範囲に置いておきたいから。なぜなら「またすぐに使うから。」
理想は、机やテーブルの上が常に片付いていて、綺麗にスッキリさせたい。
まずは自分の行動の癖を知り、「自分の癖に合わせた、片付けられないの対処法」で解決していきます。参考になれば嬉しいです!(*´▽`*)
目次
ADHD片付けられないの対処法「なんでもバスケットへシュート!」
要は、一時的に放り込める「入れ物」があればいいのです。
例えば「なんでもバスケット」や「なんでもBOX」「なんでもバッグ」etc・・・。
どのツールが使いやすいかは、人それぞれ、ADHDそれぞれと思いますので、そこは自分で使いやすそうだな、と思うモノをチョイスしてください。
特にASD・ADHD混合型は、こだわりが強いかもしれないですね。
ちなみにミムラの選択基準をお教えしますと、こうです。
・持ち運びができる(リビング⇔自室)
・中身の確認がしやすい
・量が入り、出し入れしやすい
・置いた時に安定感がある
・汚れたらざぶざぶ洗える
上記の選択基準にあったツールが、取っ手付きのバスケット。
しかもスーパーのバスケットです。
こういうやつね!
「なんでもバスケット」の名の通り、バスケットに一時的に「なんでも」放り込んでしまうのです。
自分宛のダイレクトメールでも、
作業中の針仕事でも、
読みかけの本でも、
覚え書きノートでも、
いつも聴いているCDでも、
なんでも放り込んでいきます。
「なんでも」放り込めるって言われると、自分にもできそうって思いませんか?
そもそも整理整頓苦手なんだからやるなよ!って話 だけど自分ルールだけは厳守する
ADHDに多いのは、「いる・いらない」の選別が苦手なこと。
いる・いらないの選別がきちんとできない人間が、整理整頓できるわけがないんですね。
だから世の中に蔓延ってる「オシャレな収納」「〇〇流」などは論外。結局同じようにやれずに挫折していきます。
なので一旦、バスケットでもBOXでも一時的に放り込んでしまいましょう。
それからひとつひとつ確認していって、いらないと思ったものは捨てる。
こんな感じにね♪
やりかけのゲーム(すでに年単位ー笑)やら、本やら、いつも使うペンケースやら。
ただし、ここでひとつだけルールを決めちゃいましょう!
自分だけが守れる「自分ルール」を。
例えば・・・
・バスケットが山盛りになったら、中身を確認して、いらないものは捨てる
・休日には必ずバスケットの中身を確認して、いらないものは捨てる
・帰宅したらバスケットの中身を確認して、いらないものは捨てる
等、自分が必ず実行できるルールをひとつだけ決めます。
ここで、背伸びしてはダメですよ。
実行不可能なルールを設けてしまうと、何もやれずに終わってしまいます。結局のところ、部屋は散らかったまま。
自分の片付けレベルに合わせたルールであることが大事なんです。
ADHDにとっては、一見片付いて見える収納やインテリアで充分なのです。
でも、オシャレで素敵なインテリアや、収納センスに心惹かれること、よ~っくわかります。真似なら、自分でもやれそうな気がするんですよね。
ミムラもインテリア雑誌やネットで見つけた、素敵なインテリアや収納方法を試したことは何回もあります。だけど・・・
何故だか知らんけど、同じようなインテリアにはならないし、収納もすぐにグチャグチャになってしまう。
そして思い知らされるんです。何度も・・・「ああ、やっぱり自分には無理だった」と。ADHDの脳ミソは学習してくれないんですね、悲しいけれど。
けれども、これだけはハッキリと言えます。
世の中のオシャレでセンスが光るインテリアや収納術には程遠くても、全然いいと思うんです。一見片付いて見える収納やインテリアで充分なんです。
これだけでも精神的ストレスが軽減できるし、ストレスが少ないと気持ちに余裕も生まれます。余裕があれば、他の行動にも余裕ができますしね。
簡単で単純な管理の方がADHDには合ってます。
before
after
置くのは、リモコンだけにします!