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- 過去ログ - ADHD特徴あるある
この記事の最終更新日は 2021年5月2日 です。現在は状況が異なる場合がありますので予めご了承ください
私の子供時代から現在まで、見え隠れするADHDの症状の数々をエピソードから紐解いていこうと思うこの勝手な企画!
参考にしていただけたら、幸いです♡
目次
発達障害者の多くが苦手なこと
・環境の変化が苦手
・分離不安、対人不安が強い
という傾向があるそうです。
私も同様で、今でも環境変化はものすごくストレスを感じますし、不安でいっぱいになります。
対人不安も常に付きまとっている感じで、知らない人の中に入っていくのはあまり好きじゃありません( ;∀;)
頑張って、お話しますけどね!
祖父母の家で泣き叫ぶぺぺろん!
私の人生の中での一番古い記憶は、1歳半~2歳ころの記憶です。
幼い私は母方の祖父母の家にいました。
私の顔を心配そうにのぞき込む、じいちゃんとばあちゃん。
私は大声で泣き叫んでいます。
嗚咽がひどすぎて、うまく呼吸ができなくて苦しい・・・。
「もうすぐお父さんとお母さん、帰ってくるからね」何度もじいちゃんとばあちゃんはそう言います。
祖父母の困った顔。抱っこしたり、あやしたり。
ただただ泣き叫ぶしかない。
とにかく不安で、父母に置いて行かれた悲しさがあるのみ。
夜遅くになり、車のドアがバンっとなりました。
「ほら!お父さんとお母さんが帰ってきた!!」祖父母の安心した顔が目に入ります。
玄関をガラガラと開ける音と父と母の「ただいま」の声。
父と母の顔を見て、必死に手を伸ばしてしがみつきました。
ようやく安心し、嗚咽も徐々に治まってきました。
さて!!ここまでが私が記憶していることです。
実はこのエピソード、私は最近まで大したことのない出来事と思っていました。
が、何かの話題からこの話をしたときに、両親から驚くべき後のエピソードを聞かされることとなります。
5歳の幼い私、置いてけぼりエピソードに固執する!
置いてけぼりエピソードの後は、私、全く記憶がございません!(笑)
両親の話では、あの置いてけぼりのエピソード以来、私は事あるごとに「お父さんとお母さんは、アタシを置いて行った~~~!!」と訴えていたようです。
しかも3年以上も置いてけぼりのことを訴えていたあたり、かなりのストレスを受けたことがわかります。
そのことは、両親も心を痛めていたようで、対応にかなり気を使ったとのことでした。
ところが5歳になるころ、突如、置いてけぼりエピソードのことは一切口に出さなくなったといいます。
父は「やっと、傷んだ心が癒されたかな」と安心したそうなのですが・・・
実はこのエピソード、まだ続きがあります。←ほんとしつこい!(笑)
数十年の時を経て、40代になった私と年老いた両親に再度降りかかることとなろうとは!!
続きのエピソードは、次回に展開していきますので、お楽しみに!!
両親の子育てと対応策とは?
さて、置いてけぼりエピソードに対し、両親のとった対応とは、いったいどんな方法だったのか?
エピソードに固執する我が子に対しての父母の行動
固執する我が子に対して、怒らずに誤り、置いていかなければならなかった理由を毎回、きちんと説明してくれたとのことでした。
子ども扱いをせず、ひとりの人間として向き合ってくれています。
普通なら「しつこい!!」って怒ってしまいそうになりますが、これを3年以上も続けた、うちのおとんとおかんはすごいと思います。
頭さがります・・・。
どこへいくにも、我が子を一緒に連れていく
祖父母のところに預けることは、一切やめたとのことでした。
どこへいくにも私は同伴!
普通ならじいちゃん、ばあちゃんに預けて、自分たちは羽を伸ばしたいと思いますよね。
それをやめたという、おとんとおかん。
やっぱり、頭下げるしかありません。
同伴が無理な時は、その理由をわかるまで説明する
これは、同伴に限らず、どんなことでも子供がわかるようになるまで、しつこいくらいに説明してくれてましたね。
私も納得すれば(しぶしぶでしたが・・・)ちゃんと待つことができたし。
最悪、父母どちらかは自分のそばにいる!
んも~分離不安もここまでくると、病気としかいいようがないですね~。
だけど、そこまでの対応があり、私は大きな不安を抱えることなく、成長できたと思ってるので、親には感謝・感謝です。
ただ、大人になり分離不安がまったくないわけではありません。
両親も年老いてきましたから、この先どちらかが亡くなったら?
自分の一番の理解者がいなくなったらどうしよう・・・という不安は正直あります。
とまあ、超人的な両親がいたからこそ、今の私が存在しているといっても過言ではありません!
まとめ
特に父はとても可愛がってくれてますし、それは今も健在です。
父と母はどこへ行くにも、私を一緒に連れていってくれてました。
幼少期だけではなく、大人になってからもお誘いがあります。
その経験があるからこそ、環境変化にもそこそこついていけてますし、分離不安や対人不安にもパニックになることなく、そこそこに対応できているんだと思うのです。
ホント、両親には頭があがりません。
私自身の経験と超人的両親の子育てが参考になれば幸いです<(_ _)>