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- 過去ログ - 乳がん体験談
この記事の最終更新日は 2021年3月27日 です。現在は状況が異なる場合がありますので予めご了承ください
全身麻酔ってすごいですね。
気が付いたときには、手術はすでに終わってるという・・・。
全身麻酔がある時代に手術ができて良かったとつくづく思います。
目次
気がついたときにはすでに手術は終わってました!
名前を呼ばれて気が付いたときには、
まだ呼吸のための管が入っている状況でした。
手術がどうこうより「はよ、管抜いてくれ~!!」
と思いました。だって、苦しかったんだもん。
管を抜くとき、苦しいだろうなあって
術前は思ってたんですが、入ってる方が苦しかった!
抜いてもらった瞬間「はぁ~楽!!」って思いましたよ。
麻酔が完全に切れる前に、着替えをされたり、
痛み止めを入れてもらったりしてたようですが、
ウトウトしていたので、何となくの記憶のみ。
手術室でベッドに移されて、
病室に帰ってきたのも曖昧な記憶のみでした。
腕には血圧計、点滴、胸には心電図、
指には酸素モニター、口には酸素マスク。
幸い、排液のためのドレーン、尿の管は入りませんでした。
手術室までは歩いていきました
時間少し前にトイレを済ませて、
血栓予防のストッキング(膝下)を着用して準備OK!!
思ったよりは落ち着いてるかな~って感じでした。
担当の看護師さんに付き添われていよいよ手術室へ移動です。
乳がんって部位が部位だけに、手術室まで歩いていきました。
ストレッチャーでガラガラといくわけじゃないんですね~。
(ドラマの見過ぎですかね笑)
手術日の一番乗りだったもので、
点滴も手術室に入ってからやりました。
地元でも大きな病院なので、手術室もいくつもあるんです。
何個あるか数えればよかったな~と、今になって思います。
そして時代ですね。
何をするにも名前と生年月日を尋ねられ、確認が行われます。
名前と生年月日の確認は入院中もですが、外来でも同様でした。
手術室は清潔区域
ドラマでよく見ますが、頭にキャップをかぶり
髪の毛が落ちないようにします。
手術室に入ってから、パジャマ脱いで上半身裸!
自分で手術台に上がるのよね~なんかイメージと違う(笑)
時期的に新人さんなのかな?若いスタッフさんが数名いる。
そういえば、前日の麻酔の説明してくれた先生も若くてビックリした。
でも、すでに手術室にいる年期入ったコワモテのスタッフは誰?
手術の反対の腕に点滴をするんだけど、
血管が見えにくかったようで・・・。
若いスタッフさんがもたもた血管探していると、
「手背(しゅはい)見えないのか?」とつかつか近づいてきて
ビシバシと手背をたたきはじめました。
今まで血管が細いって言われたことなかったんですけどね。
冷房と緊張で冷えてたから見えにくかったかな?
できれば前腕で血管確保してほしかったな~( ̄▽ ̄)
⇓手背に点滴確保するとこんな感じで邪魔よね~
ちなみにコワモテのスタッフさんは、
ベテラン麻酔科医のようでした~!
その後はマスクで酸素吸入しながら、血管から徐々に麻酔薬投入。
「麻酔のお薬入っていきま~す。徐々に眠くなりま~す。」
「は~い!」ああ・・・まぶたが落ちる。
この後、気管カニューレが口腔内から挿入されて、
呼吸器で呼吸を管理していくのですね~。
あとはまな板の上の鯉状態。こんな状態やな・・・。
手術スタッフさんにおまかせするのみです。
手術後、病室で行われたこと
状態の観察が時間で行われました。
体温測定・血圧などバイタルサインと全身状態のチェック!
創部の観察・出血の有無・痛みの有無と程度
自力で痰が出ているか?などなど。
この時点では、絶食中なので点滴管理もですね。
あと、肺塞栓症(エコノミークラス症候群)予防のための
マッサージ機が両足に付けられています。
創部へ排液のためのドレーン(管)と
尿管(おしっこの管)は入りませんでした。
手術当日は全身管理がまめにおこなわれました。
「あれ?ついさっきも熱測りましたよね?」みたいな( ´艸`)
手術当日は出血や発熱など、急変もありえますからね。
これでもか~!!というくらい観察されますよ。
傷の痛みは個人差が大きいみたいです!
傷の痛みですが、麻酔が覚めた直後の
ぼんやりとした記憶では痛みがあって。
スタッフさんの声で「痛み止め入れました~!」って
やりとりしているのが聞こえました。
その後はウトウトしていて、
あまり痛みは感じませんでした。
麻酔がしっかり覚めてからも、
強い痛みはなく落ち着いていましたね。
もちろん動けば痛いですが、我慢できる程度でした。
ただ、痛みについては個人差が大きいようなので
何とも言えませんが・・・。
めっちゃ痛いのを想像していたので(痛いの大嫌い)
よかったのかもしれませんね( ̄▽ ̄)
陣痛の方が痛かったですよ~(笑)
女は痛みに強い!って言いますからね。
男性の方には参考にならず、すいません<(_ _)>
手術当日の夕方にはトイレ歩行!さっさと歩いてね!!
状態が良ければ、夕方にはトイレ歩行も可能とのことでした。
いや~マジですか?予定表では翌日とか書いてあったけど。
主治医の先生の方針でもあるようで「夕飯も食べていいよ~♪」だって。
だからおしっこの管も入れなかったのね。
「夕方にはさっさと歩いてね!」というのが先生の方針なんですね。
それと、消化器の手術ではなかったからというのもあるようです。
内臓いじらないもんね!
ですが、あまり食欲がなかったので
食事は翌朝からにしてもらいました。
結局、傷からの出血もなく状態もとてもよく、
夕方には歩いてトイレへ行きました。
傷痛いけど、歩いてトイレで用が足せるって幸せね。
こんな感じで手術当日の夜は更けていったのでした。
夜ですか?
痛みは関係なく、まったく眠れませんでしたね(笑)
その話はまた今度・・・。