この記事の最終更新日は 2019年6月21日 です。現在は状況が異なる場合がありますので予めご了承ください

【痒疹の治療記録7】痒疹治療の経過と皮膚科医の見解は?先生に直に聞いてみた!!

 

昨年の乳がんに始まり、体のいろんな不調と向き合い、治療をしています。

ミムラの治らない湿疹(痒疹)を皮膚科医はどうみてるんだろ?

 

ハッキリと「〇〇が原因と思われます・・・だからこの治療からやってみましょう!」という説明はないのだが、あえて濁してるんだろか?

 

ならば、先生は治らない湿疹(痒疹)をどうみてるのか?

ハッキリ確認してみよう!!

 

目次

痒疹は出たり引っ込んだりの繰り返し、少しでも不快症状を何とかしたいんですが・・・。

 

え~、ミムラの場合は前胸部、背中、顔面、首~一部髪の毛の生え際ににっくき痒疹が点在しとります。現在の状況はこんな感じです。もちろん痒みもありますね。

 

まずは前胸部です。

前胸部の治らない湿疹(痒疹)1

 

前胸部の治らない湿疹(痒疹)②

 

 

背中・・・手探りで自撮りしてるから角度悪いですが、かなり赤みは減ってます。しかし、常に2~3個の痒疹があり痒みもあります。

背中の治らない湿疹(痒疹)

 

 

で、次は問題の顔面。これは悪化してきており、この画像でかなり良くなった方ですね。悲しいかな、こんな顔でもお仕事行かなきゃならんのが辛いです。

 

まずは右側ですね。

顔面の治らない湿疹(痒疹)右

 

次は顔面左側です。

顔面の治らない湿疹(痒疹)左

 

 

首の一部にある痒疹です。

首の治らない湿疹(痒疹)

 

 

ちょっとひどくなってしまった痒疹を何とかできないか?先生に聞いてみました。

すると先生はこう言いました。

 

「本当はステロイドを使えば湿疹や赤みを一旦落ち着かせることはできるんですけどね・・・。ただ、今は歯の治療中なので使えないんですよ。」と。

 

ならどうしたらいいんですか?

 

「アレルギーの薬を倍に増やして様子をみましょう!」と。アレルギー薬の量を倍に増やして痒疹を抑えられないか、ということのようです。

 

で、ルパフィン1錠⇒2錠へ増量です。軟膏類は顔以外、強いステロイドを使用してるので、これ以上はどうしようもないみたいです。

 

 

ここで素朴な疑問!なんで歯の治療中はステロイドを使っちゃダメなの?

 

という疑問を解決しますね。

 

ミムラは痒疹の原因の一部かもしれない歯の詰め物(歯科金属)を取り除くために歯医者に通い出しました。

 

が、虫歯は1本のみだったのに対して、①歯周病である、②4本残ってる親不知のうちの1本の歯根部に、嚢胞?らしい影がみつかり抜歯をしなければならなくなった、と二つの大きな病気が見つかってしまいました・・・。(みつかって良かったけどね)

 

 

ここからが本題です。

 

ステロイドとは?・・・体の中の炎症を抑える、体の免疫力を抑えるなどの作用があります。

 

多くの病気の治療に使われているステロイドなのですが、強い作用がある反面、強い副作用もあるお薬なのです。で、ステロイド副作用が問題となるのですね。

 

 

ステロイドの副作用とは・・・いっぱいあるけど、目をそらさないで~!

 

①昜感染性(感染症にかかりやすくなります)

②骨粗しょう症(骨密度が低くなり、骨がもろくなります)

③糖尿病(糖を合成するはたらきがあるため、血糖値があがります)

④消化性潰瘍(胃などの消化管の粘膜が弱くなるため)

⑤ムーンフェイス(顔がお月さまのように丸くなります)

⑥中心性肥満(⑤とともに、食欲が亢進するため、脂肪の代謝障害のため)

⑦精神症状

⑧血栓症

⑨動脈硬化、高脂血症

⑩高血圧、むくみ

他に、白内障、緑内障、服腎不全、ステロイドざ瘡、大腿骨頭壊死、増毛、脱毛、生理不順、不整脈など。

 

 

ステロイドを使っちゃいけない理由1

「歯周病が悪化しやすくなる」

ステロイド副作用①昜感染性により、歯周病が悪化するのだそうです。歯周病も感染症のひとつだからなのだそう。

 

 

ステロイドを使っちゃいけない理由2

「歯を支える歯槽骨が吸収されるため、治療に支障が出る」

ステロイド副作用②骨粗しょう症。骨密度が低くなり、骨がもろくなるためです。

 

ミムラ、これから親不知の抜歯がひかえてます。しかも生えてないから、切開して骨削って、歯割って、無理やり引っこ抜くことになるでしょう。しかも4本一気!!

 

それなのに、顎の骨がもろかったら、顎砕けてしまうわ・・・:(;゙゚''ω゚''):

 

 

それから、ステロイドにはたくさんの副作用がありますよね。副作用が全部出るわけではないですが、口腔外科での手術が必要なことを考えると、身体への負担は少しでも無い方がいいですね。

 

 

治療を進めた先の痒疹の状態について

 

先生はこう言いました。

「歯の治療は歯をいじるので、その刺激によって多少なりとも湿疹の改善・悪化が繰り返されることが考えられますね」だそうです。

 

そうね・・・病気の治療中って一気に治らずに、改善・悪化を繰り返すこともありますよね。特に、長期に渡って治療しているものならばね。

 

 

ミムラの今の思い

 

でもですね、なんだかんだと震災後からですから、5~6年もお付き合いしてきた痒疹の治療に光が見えてきたし、治療が始まりましたから。

 

精神的にもホッとしています。

ただ完治する保障も絶対ではないので、どうなりますやら・・・。

 

とにかく今は、治ることを信じることにしま~す!!

 

 

 

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