この記事の最終更新日は 2021年3月28日 です。現在は状況が異なる場合がありますので予めご了承ください

ウイルスと人の歴史から、新型コロナと共存する生活しかないんだと思う

 

最近は、どこまでもゴールが見えない新型コロナウイルス

「コロナうつ」で辛いという人が増えているそうです。

 

ですが、ウイルスとの戦いは、紀元前から継続されているのです。

 

ウイルスとの歴史から見えることは、ウイルスと人はずっと共存して生きてきた、という事実があります。

 

新型コロナウイルスの封じ込めができていない今、終息するのにはまだ時間が必要と思われます。コロナが終息するまで自粛ばかりの生活をしていたら、国も人間も崩壊してしまう。

 

ならば、「ウイルスと共存しながら日常生活をしていく」ことを模索していった方がいいんじゃないの?と思うのですよ。

 

今日はウイルスと人の歴史を学びながら、これから先のことを考えてみませんか?

 

目次

ウイルスと人の歴史から、新型コロナと共存する生活しかないんだと思う ウイルスと人類の戦いは継続中であります!

 

看護学生の時、ひろ~く浅く学んだ医学や看護の歴史。

 

何となく記憶にあったのが、ウイルスと人は共存しながら生活をし、そして戦ってきた(ワクチンの開発と予防)ということ。

 

ウイルスと人の歴史から、新型コロナと共存する生活しかないんだと思う ウイルスと人類の戦いは継続中であります!

 

 

そしてウイルスを含めた感染症と言われるほとんどのものが、現在でも生き残っているんですよ。

 

 

紀元前には、天然痘や麻疹(はしか)、おたふくかぜ、風疹、ポリオ、ヘルペスウイルスが出現したといいます。

 

紀元前以降には、ペスト、狂犬病、インフルエンザ。

近代になると、インフルエンザやペストによるパンデミックを繰り返し、黄熱、デング熱が出現。

 

他にも植物や動物へ影響を及ぼすウイルスもあります。人と動物どちらにも影響を及ぼすウイルスもあるのです。

 

 

歴史的には、人類の大陸への進出や戦争によりパンデミックを引き起こしている記録があります。

 

地球上を人類が行き来することで、感染症は広がっていくのですね。グローバル化した現代も同様です。怖い・・・。

 

 

ですが、人類はウイルスや細菌に怯えてきただけではありません。ワクチンの開発や抗生物質により、感染症と一緒に生活をしながら、予防や治療をしてきてるわけです。

 

有名なのが、エドワード・ジェンナーによる天然痘ワクチン・種痘(しゅとう)の予防接種です。(昔、ジェンナーの功績を入れたCM?が流れてた記憶があるんですけど)

 

といっても、今の若者たちは種痘を受けてはいないんですよ。ミムラはギリギリ種痘を受けた世代であります。

 

 

なぜなら、1958年WHO総会で天然痘根絶決議が可決、天然痘根絶計画が始まり、1980年5月8日には地球上からの天然痘根絶宣言を発しています。

 

これで、自然界の天然痘はいなくなりました。

天然痘は、人間に感染する感染症で人類が根絶できた唯一の例なのです。

 

ということは、他のウイルスや細菌などの感染症は?

ご存知の通り、人類と共にこの地球に存在しています。

 

人々は、感染症から身を守りながらも、共存してきたんですね。

 

 

ウイルスと人の歴史から、新型コロナと共存する生活しかないんだと思う 感染症と共存する方法とは?

 

最近は新興ウイルス・新興感染症が問題でしょう。

 

新興ウイルスというと、SARS、ウイルス性出血熱(エボラ、マールブルグ、ラッサなど)などがあります。新型コロナウイルスも含まれるでしょう。

 

細菌によるものでは、腸管出血性大腸菌(O157など)感染症、ヘリコバクター・ピロリ感染症、カンピロバクター症、レジオネラ肺炎、多剤耐性肺結核、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)感染症、劇症型溶血性レンサ球菌感染症、日本紅斑熱などです。

 

 

新型コロナウイルスについては少しずつではありますが、性質などがわかってきました。

 

ただ、各国からそれぞれに情報が発信されている状態で、世界は混乱しています。しっかりとした裏付けのある統一した情報が待たれるところです。

 

 

ウイルスや細菌に感染するには、感染するための条件というものが存在します。

 

①感染源(病原体)、②感染経路、③感受性のある人(感染する可能性のある人)の3つです。これら3つの条件が揃った時、人は感染症にかかってしまうことになります。

 

ということは、感染に必要な3つの条件が揃わなければ、感染しない、ということになりますね。

 

感染拡大を防止するには、感染源、感染経路、感受性のある人、いずれかの段階で広がりを遮断することが必要になります。ただし病原体をなくすことは非常に困難な場合が多く、一般的ではありません。そこで感染経路を遮断することが最も重要な感染予防策になります。また人の感受性をなくす、つまり感染防御機能を増強することも、基本的な感染予防になります。手についた病原体を洗い流すだけでも予防できる感染症はたくさんあります。

引用元:感染症の基礎知識

 

 

では、感染症と共存するとはどういうことを言いたいのか?

 

病原体(ウイルスや細菌など)を無くすことは無理だということは、わかりました。ならば、感染拡大と重症化を防ぎ、致死率を下げていくことが必要だということです。

 

感染拡大を防ぎながら、日常生活を送っていくということです。

 

 

それには、ひとりひとりの感染予防策の実施が必要ですし、どうしたら今までと同じような日常生活を送ることができるのか?工夫して実践していくことが大切と考えます。

 

ただただ引きこもる生活は続けることはできません。実際のところ、小さな子供たちは押さえられても、高校生などは遊びに出かけている始末です。

 

ならば、感染防止をしながら、できることを増やしていくしかないのでは?と思うのです。

 

 

新型コロナウイルス感染症については、いくつか記事にしてきたので、読んでみてください。

 

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新型コロナウイルス感染症市民向け感染予防ハンドブック、複数の感染対策を実践しよう!

 

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ウイルスと人の歴史から、新型コロナと共存する生活しかないんだと思う 各国の新型コロナウイルス対策・研究に期待!

 

新型コロナウイルスへの対策や研究は、すでに各国で始まっています。もちろん日本も同様です。

 

最初にも書きましたが、まだ情報がバラバラに発信されていて、統一された情報ではありません。

 

新型コロナウイルスのまとまった情報が発信され、ウイルスの感染防止策が確立されれば、もう少し世界の混乱は落ち着いてくると思うのですが・・・。

 

発生からまだ約2か月であり、もう少し時間を要するのだと思われます。

 

 

その間、私たちができる感染拡大防止のための、感染対策(手洗いや体力の向上など)をしながら、いつも通りの日常生活を送りましょう。

 

パニックになっても問題は解決しませんし、自暴自棄になっては周囲に迷惑をかけます。(俺はコロナ感染者だとバカな行動をした輩もおりますが・・・)

 

 

不安な気持ちはみんな同じです。だからこそ国民一丸となり、感染拡大を防止するという目標を統一して、みんなで乗り切っていくことが大切と思います。