この記事の最終更新日は 2021年5月1日 です。現在は状況が異なる場合がありますので予めご了承ください

新型コロナウイルス感染症 ワクチン治療薬の開発状況と情報まとめ

 

新型コロナウイルス感染症については、日々たくさんのニュースが入ってきては消えていく、そんな毎日ですね。

 

情報量が多すぎて、情報過多状態ですが、ここ数日で新型コロナのワクチンや治療薬について、あらたな情報が出たので、ここでまとめていこうと思います。

 

またワクチンについて、「輸入ワクチン、国内ワクチンの違い」がよくわからなかったので、調べてまとめてみたので、よかったら参考にしてみてくださいね。

 

目次

新型コロナウイルス ワクチン・治療薬の開発状況と情報のまとめ「ワクチン、治療薬について」

 

世界保健機構(WHO)は7月1~2日、新型コロナウイルス感染症の治療薬やワクチンの開発状況などについて協議する会合を行っていたようです。

 

新型コロナウイルス感染症ワクチンについて

世界で17種のワクチンが治験に入っており、まだ治験に入っていないワクチン開発に関しては150種類以上が研究中とのこと。

 

新型コロナウイルス ワクチン・治療薬の開発状況と情報のまとめ「ワクチン、治療薬について」1

 

6月30日からは大阪で開発された新型コロナのワクチンの治験が始まっていますし、新型コロナウイルス感染症の収束に向けて、動きが活発になってきたようで、嬉しい限りです。

 

海外と国内のワクチンの違いがどの程度あるのか、ちょっとわかりませんが、私個人の意見としては、日本国内で開発されるワクチンがいいなと。気持ちの問題なのでしょうが・・・。

 

 

新型コロナウイルス感染症治療薬について

新型コロナウイルス ワクチン・治療薬の開発状況と情報のまとめ「ワクチン、治療薬について」2

 

過剰な免疫反応「サイトカインストーム」を抑える作用がある新薬候補「エリトラン」が新型コロナウイルス感染症に効果があるかどうかを確認するため、米国の複数の医療機関で臨床試験(治験)を実施すると発表した

 

エーザイによりますと、エリトランは「サイトカインストームへの移行を抑制し、COVID-19患者の肺炎の重症化や、他の臓器を損傷から保護することが期待される」薬だということです。

 

 

 

新型コロナウイルス ワクチン・治療薬の開発状況と情報のまとめ「輸入ワクチンと国内ワクチンの違い」

 

輸入ワクチン(国内未承認)とは

輸入(国内未承認)ワクチンとは、すでに海外で安全性・有効性が証明され、承認・流通されているが、日本では申請に基づく承認がされていないワクチンのこと。

 

効果

ワクチンの効果自体に特に大きな違いはなく、接種回数や接種間隔、 免疫の持続する期間が異なる場合がある。

 

安全性

現在日本で使用されている輸入ワクチンのほとんどは世界的な製薬メーカーで作られたものがほとんどであり、海外では一般的に使われてものなので安全性に大きな違いはない。

 

副作用

海外では多くの接種実績があり、重篤な副作用が起こることは極めてまれなことがほとんど。

 

国の保障について

国内で承認されているワクチンについては、予防接種法によって救済制度が確立されている。が、輸入ワクチン(未承認ワクチン)については、救済制度はない。

 

副作用救済制度について

民間企業による自社保証制度が適用となっていることがあります

 

国内での副作用被害救済制度の現状

ワクチン投与による副作用被害が認定された場合、承認ワクチンにおいては既に救済補償制度 が確立されています。しかし、未承認の輸入ワクチンは対象外とされており、万が一の場合は多額の賠償金を支払う責任がお医者様/医療機関に生じます。

引用元:MONZEN Corporation

 

 

日本では海外で使用できる薬の多くが使用できない状況だそうです。

その理由として、次のことがあげられています。

 

・安全性や効果を確認する臨床試験の環境が整っていない

・薬の審査に他国よりも多くの時間を要している

 

 

だとすれば、国内で治験が始まった大阪大発の創薬ベンチャーの「アンジェス」(大阪府茨木市)が開発した新型コロナワクチンが一定の効果を上げられれば、早期承認がありうるのではないでしょうか。

 

 

 

新型コロナウイルス ワクチン・治療薬の開発状況と情報のまとめ「国内初新型コロナワクチン治験の流れ」

 

・大阪市立大学附属病院で6/30から治験開始予定

・30人にワクチンを接種

・10月ごろには治験の参加者を500人に増やし、早期承認を目指す

 

 

使用ワクチンは「DNAワクチン」で、複製したウイルスのDNAの一部を体内に取り込んで免疫を作る仕組みとのこと。

 

ウイルス本体を培養する必要がないため安全性が高く、製造期間やコストも抑えられるそうで、注目されてるそうです。

 

 

●DNAワクチンについてわかりやすく紹介している記事は、こちらの記事が参考になりますよ!⇒「早く、大量生産できる」新型コロナ国産ワクチン、年内供給を目指す。開発者に最新状況を聞いた|BUSINESSINSIDER

 

新型コロナウイルス ワクチン・治療薬の開発状況と情報のまとめ

 

 

新型コロナウイルス ワクチン・治療薬の開発状況と情報のまとめのまとめ

 

・世界中で新型コロナウイルスに対して、ワクチンや治療薬開発に向けて研究が進んでいる

・17種の治験に入っている

・150種以上研究中である

 

・日本では海外で使用できる薬の多くが使用できない状況

・安全性や効果を確認する臨床試験の環境が整っていない

・薬の審査に他国よりも多くの時間を要している

 

・国内初の新型コロナワクチンが、大阪市立大学附属病院で6/30から治験開始。30人にワクチンを接種

・10月ごろには治験の参加者を500人に増やし、早期承認を目指す

 

・DNAワクチンはウイルス本体を培養する必要がないため安全性が高く、製造期間やコストも抑えられる

 

以上です。

新型コロナウイルスによる感染者は、増加傾向です。

 

勘違いしていませんか?

新型コロナウイルスは収束なんかしていません。

まだまだ猛威を振るっています。

 

ひとりひとりが、自分が感染源かもしれないということを自覚する必要があります。

3密避けて、緊急事態宣言時の生活スタイルを維持しなければなりません。

 

大阪で新型コロナのワクチン治験がようやく始まったばかり。

うまくいくかどうかもまだわかりません。

 

だからこそ、油断することなく日常生活を送っていきましょう(=゚ω゚)ノ

 

 

最後まで読んでいただきどうもありがとうございました。

参考になったらうれしいです。