新型コロナに新型インフルエンザ治療薬・アビガン投与開始！

 

新型コロナウイルスの治療に、新型インフルエンザ治療薬「アビガン」が検討されているニュースが流れてきたのが、本日の昼頃。

 

この情報が現実となりました。

 

日本全国に、じわじわと広がりを見せている新型コロナウイルス肺炎に対し、一筋の光となりうるのか？

 

アビガンってどんな薬？副作用は？

知りたいことがいっぱいです。

 

新型コロナウイルス肺炎治療にいよいよ投与された、新型インフルエンザ治療薬「アビガン」について、いろいろ調べてみた情報をまとめます。

 

新型コロナに新型インフルエンザ治療薬・アビガン投与開始！公開されている情報よりまとめ！！

 

総称名：アビガン

一般名：ファビピラビル

販売名：アビガン錠200ｍｇ

色・形：痰黄色フィルムコーティング錠

出典：独立行政法人　医薬品医療機器総合機構

 

 

効能・効果：新型又は再興型インフルエンザウイルス感染症（ただし、他の抗インフルエンザウイルス薬が無効又は効果不十分なものに限る。）

 

用法・容量：通常、成人にはファビピラビルとして1日目は1回1600mgを1日2回、2日目から5日目は1回600mgを1日2回経口投与する。総投与期間は5日間とすること。

 

 

＊効能効果に関連する使用上の注意

 

 

＊重大な副作用について

 

出典：富士フィルム富山化学株式会社

 

 

＊患者向け・アビガン錠内服についての注意点（一部抜粋）

 

出典：独立行政法人　医療品医療機器総合機構

 

 

妊娠している場合、これから子供が欲しいと考えてるご夫婦には使用できませんね。薬の作用が胎児や、精子にまで及ぶことが、きちんと書かれています。

 

医療施設でしっかりと管理された中での服用が必要です。副作用や内服での注意点からも、強い作用をもつ薬だということが、想像できます。

 

 

 

新型コロナに新型インフルエンザ治療薬・アビガン投与開始！アビガン錠のまとめからみえること

 

上記、ネット上で公開されている情報を、簡単ではありますがまとめてみました。

 

このアビガンという「抗インフルエンザウイルス薬」は、まだ日本人には投与されたことのない薬とのことです。

 

本来なら新型インフルエンザの治療薬として用いる薬です。

 

 

「本剤は、他の抗インフルエンザウイルス薬が無効又は効果不十分な新型又は再興型インフルエンザウイルス感染症が発生し、本剤を当該インフルエンザウイルスへの対策に使用すると国が判断した場合にのみ、患者への投与が検討される医薬品である。」

 

とありますので、慎重に扱われる薬であることがわかります。

 

 

2014年に承認された薬とのことですが、副作用についての懸念もあることから、上記のように抗インフルエンザ薬が効かない場合に使用することとなっています。

 

他の抗インフルエンザウイルス薬と同様に、医師の処方が必要な薬です。

 

 

新型コロナに新型インフルエンザ治療薬・アビガン投与開始！他のウイルスへの効果も研究されている薬！！

 

「アビガン」はウイルスの増殖そのものを防ぐことができる薬とのこと。

 

インフルエンザだけでなく、同じような仕組みで増えるさまざまなウイルスへの効果も研究されていて、2015年にはエボラ出血熱への効果を調べる臨床試験がギニアで行われ、一部で効果があったと報告されています。

引用元：NHKニュースWEB

 

風邪やインフルエンザなどのウイルスは、どんどん変化していきます。

 

人とウイルスの戦いは今に始まったことではなく、イタチごっこと言われているくらいです。

 

ウイルスが出現し、それに対して人が薬やワクチンを開発する。すると、ウイルスは薬やワクチンの効き目を上回る。その繰り返しです。

 

 

何度も書いていますが、私たちは情報に踊らされることなく、冷静な判断と行動が必要です。そのためには、正しい情報を得ること。

 

まずは、基本の感染予防策をしっかりと取ること、規則正しい生活をして体力をつけておくことなどが必要です。

 

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冷静な目で情報を得ていきましょう。