新型コロナウイルス感染拡大防止が叫ばれていますが、特に集団感染が問題になっていますね。

 

厚生労働省は、集団感染の共通点について「換気が悪く」「人が密に集まって過ごすような空間」「不特定多数の人が接触する恐れが高い場所」と伝えています。

 

新型コロナウイルス感染拡大防止策のひとつとして、換気も重要視されています。

 

今回は、換気の重要性効果、換気の具体的な時間などについて、まとめていきたいと思います。

 

新型コロナウイルス感染拡大防止対策 換気の重要性と効果について 厚生労働省より、集団感染についての注意事項

 

新型コロナウイルス感染拡大防止対策 換気の重要性と効果について1

新型コロナウイルス感染拡大防止対策 換気の重要性と効果について2

 

出典:厚生労働省

 

 

最近問題になっているのが、大阪のライブハウスに行った人たちの集団感染。少し前だと、屋形船での新年会など、人が集まる閉鎖空間での感染ですね。

 

その経験から今現在、イベント、スポーツ観戦、学校など人が多く集まる空間の自粛に繋がっているわけです。

 

 

新型コロナウイルス感染拡大防止対策 換気の重要性と効果について ナイチンゲールの看護覚え書から学ぶ!

 

さて、本題に参りましょう!

 

上記の集団感染から、換気の重要性が求められているのですが、ミムラが思い出したのが「ナイチンゲールの看護覚え書(かんごおぼえがき)」です。

 

新型コロナウイルス感染拡大防止対策 換気の重要性と効果について ナイチンゲール看護覚え書より

 

この本の第一章「換気と保温」には「看護の第一原則は屋内空気を屋外空気と同じく清浄に保つこと」(p.21)と書かれています。

 

 

空気の汚れと体の冷えは、病気の回復を遅らせたり、悪化させたりするばかりでなく、健康な人にとっても重要で、病気の半分は、空気の汚れと身体の冷えが引き起こすと説いているのです。

 

 

ナイチンゲールはクリミア戦争で、患者たちが劣悪な環境におかれ、病状を悪化させている現状を目の当たりにし、住居の環境に気を配ることで、感染症を予防できると考えたわけですね。

 

それは絶大な効果があり、患者たちの回復力を高めていったとのこと。

 

 

最近の建築物は、気密性が高く、冬は暖かく過ごせるのですが、換気をしないと空気が汚れてしまいます。

 

新型コロナウイルス感染拡大防止対策 換気の重要性と効果について 

 

新型コロナウイルス感染拡大防止対策 換気の重要性と効果について 

 

換気の重要性とは?

病気の半分は、空気の汚れと身体の冷えが引き起こすと、看護覚え書にも書かれているように、部屋の空気の入れ替え・換気は、健康を保つためにも重要なことなのです。

 

なぜなら、人が1日に体内に取り入れる空気の量は、体重50kgの人の場合、0.5リットル×28,800回=14,400リットル(約20Kg)にもなります。

ごはんにすると、なんと約100杯分にもなる!!んだそうです。

 

*呼吸回数を1分間20回として、28800回。1回あたりの平均換気量を0.5Lとして計算

 

 

空気にはいろいろな物質が含まれています。

 

代表的なのが、アレルゲンでカビやダニ、花粉などが含まれています。気管支喘息や花粉症の原因になるものですね。

 

また、インフルエンザウイルスなどはくしゃみや咳で、空気を浮遊し、感染していきます。

 

建物内では、ホルムアルデヒドはシックハウスの原因で、近年問題になっている物質です。

 

汚れた空気は、体に悪影響を及ぼします。部屋の中の空気を、定期的に交換する必要性があることがわかります。

 

 

定期的な換気で得られる効果とは?

・汚れた空気を追い出し、綺麗な空気を取り込む

・室内の湿気などが原因で発生したカビやダニ、ハウスダストなど防ぐ

・病気や感染症を防ぐ

 

換気は、2時間に1回で換気時間は5~10分程度が目安、一度の換気時間が長いよりも、換気の回数を増やすほうが効率的だそうです。

 

 

効率よく換気する方法

窓を全開にするだけでは、部屋の空気を入れ替えることはできないそうです。

 

排気とともに給気が必要とのこと。つまり、空気を入れる(給気)、空気を出す(排気)の流れを作らないと、部屋の空気は入れ替えができません。

 

給気側は狭く小さく開けて、排気側は広く大きく開けるのが、効率よく換気するポイントです!!

 

ミムラ家はマンションなので、玄関を少し開ける、リビングの窓を大きく開けることで、空気の流れができます。

 

夏場はこの方法で、部屋の空気を循環させるようにしています。

 

 

24時間換気

「24時間換気システムは、機械換気を導入して居室の空気を24時間キレイに保つシステムのことです。住宅の壁などについている給気口から外気を取りこみ、部屋の空気をキレイにしたあと、洗面所などの天井内にある排気口から汚れた空気を外に排気します。1990年代にシックハウス症候群が社会問題になったのをきっかけに、2003年に建築基準法が改正。以前は自然に空気が入れ替わればいい、という考え方が主流でしたが、同年7月以降に建てられた住宅には、機械(ファン)を使用した計画的な24時間換気が義務付けられました。換気方法には「第1種換気」「第2種換気」「第3種換気」の3種類があり、どの方法でも居室の空気を2時間で1回入れ替えられるようになっています」

 

3種類の換気方法
・第1種換気:給気口・排気口、ともに機械管理。全熱交換器を組み込むと省エネ効果が高くなる
・第2種換気:給気口のみ機械管理
・第3種換気:排気口のみ機械管理

 

引用元:日本住宅流通株式会社

 

最近の建物のほとんどは気密性が高いため、24時間換気システムが設置されてるところが多いのではないでしょうか。

 

ミムラ家のマンションも24時間の換気システムが設置されてます。カビなくていいですよね。昔のマンションの北側の部屋って、カビ生えてるのが普通でしたもんね。

 

 

24時間換気の換気方法には、「第1種換気」「第2種換気」「第3種換気」の3種類があり、どの方法でも居室の空気を2時間で1回入れ替えられるようになっています、とのこと。

 

 

ちなみにマンションは第3種換気だそうで、月数百円の電気代で済むそう。

24時間換気設備があるのなら、活用しない手はないですね!

 

 

新型コロナウイルスを部屋の中に留めておかないように、こまめな換気や、24時間換気の活用など、上手に取り入れて新型コロナウイルス感染を防止しましょう。

 

また、換気ができないような作りの構造物での、催し物やライブなどは、今はよく考えて参加の有無を検討した方がよさそうです。不安なら、施設設備を確認してみるほうがいいと思われます。