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この記事の最終更新日は 2021年3月27日 です。現在は状況が異なる場合がありますので予めご了承ください
乳がん手術から丸2年経ちました。
乳がん術後は、4か月おきの定期検診に行っています。
乳がんは基本ゆっくりと進行していくがん。
再発や遠隔転移は初回手術から3年以内に起こる場合が多いそうですが、5年を過ぎてから再発する場合もあるそうです。
一般的な乳がんの術後定期検診は、数か月ごとに徐々に間隔を広げていきながら5年、その後は1年ごとに10年を迎えるまで行われるようです。長いよね~(;^ω^)
今日は乳がん術後の定期検診の必要性や検診内容などを、記事にしていこうと思います。
目次
乳がん術後 4か月おきの定期検診に行っています!
乳がん術後の定期検診はどのように受けていけばいい?
日本乳癌学会の患者さんのための乳癌診療ガイドラインのQ&Aでは、このように回答しています。
A.年1回のマンモグラフィと,定期的な医師の診察を受けることが一般的です。
ざっくりと言っちゃざっくり(笑)
再発を防ぐために適切な治療を受けている一方,再発を早期に発見するためにさまざまな検査(CTなどの画像検査や,腫瘍マーカーを含む血液検査)を定期的に受けている患者さんも少なくないと思います。
と、前置きしたうえで、次のようなことが書かれています。
・これらの検査を症状がないときに定期的に行うことによる,乳がんの生存率向上は示されていない
・検査によって再発が発見された患者さんは,何らかの自覚症状を有している患者さんに比べ,再発の発見が早くなることから,みかけ上の生存期間は向上する
・抗がん薬などの治療を受ける期間が長くなる
・真の生存期間の延長にはあまり役に立たない
といった研究結果が報告されているそうです。
再発したがんは、血液やリンパの流れに乗って体のあちこちに運ばれて出てきたものなので,これをすべて根絶するのは大変難しいとのこと。
このことを踏まえて、結果的には・・・
再発の早期発見よりも,再発の芽が潜んでいる可能性のある手術後に,しっかりと再発予防目的の治療を受けることが重要
だそうです。
ミムラの場合は、手術後まもなく「放射線療法」を25クール受け、再発の芽を予防する治療を受けました。その上で4か月おきの定期検診を受けています。
乳がん術後の定期検診の間隔はどれくらい?
ミムラは4か月おきの定期検診を受けていますが、検診の間隔については、それぞれなようです。
乳がんの場合、術後は6カ月に1回の頻度で定期的に検査を行い、健康状態を見ながら徐々にその間隔を広げていき、術後5年が経過した後は1年ごとに10年後まで行うのが一般的。
引用元:再発転移がん治療情報
主治医の指示にしたがって、定期検診を受けていきたいものです。
乳がん術後の定期検診時の検査項目について
一般的には次の項目を定期的に受けている場合が多いようです。
・医師の診察
・CTなどの画像検査
・腫瘍マーカーを含む採血
など・・・。
ミムラの定期検診検査項目内容は?
・乳房の触診
・乳房のエコー検査
・採血による腫瘍マーカー、その他の血液検査
・年に一度のマンモグラフィー
今は4か月ごとの定期検診と、年に一度はマンモグラフィーを受けているので、市の乳がん検診は受けていません。
先日、乳がんの定期検診を受けてきましたが、特に問題なし!
ということで、ホッとしています。
相変わらず乳腺嚢胞はたくさんあります。
先生がエコーしているのを見てると、嚢胞が5~6個(大小さまざま)ほど、左右の乳房にあるのがわかります。
嚢胞内にしこりがある場合や、腫瘍性病変が指摘されて、まれに嚢胞内がんというのもあるとのことなので、そこは毎回確認してもらっています。
関連記事⇒乳腺嚢胞とは?
乳がん術後の定期検診時にかかる金額はおいくら?(ミムラの場合)
・通常の健診内容、4か月ごとの場合:約5,000円弱
・通常の健診内容+年1回のマンモグラフィーの場合:約8,000円弱
どちらも、健康保険適用で窓口で支払う金額です。
ぜひ参考にしてくださいね~♪
乳がん術後 4か月おきの定期検診に行っています!まとめ
・年1回のマンモグラフィと,定期的な医師の診察を受けることが一般的
・乳がんの場合、術後は6カ月に1回の頻度で定期的に検査を行い、健康状態を見ながら徐々にその間隔を広げていき、術後5年が経過した後は1年ごとに10年後まで行うのが一般的
・乳がん術後の定期検診項目は、医師の診察、CTなどの画像検査、腫瘍マーカーなどの採血が主
・検診の内容にもよるが、検診時に窓口で支払う金額は、約5,000~8,000円ほど
以上、まとめでした。
最後まで読んでいただき、どうもありがとうございました。
参考になったら嬉しいです(*´▽`*)