この記事の最終更新日は 2021年3月27日 です。現在は状況が異なる場合がありますので予めご了承ください

放射線療法を受けることになりました

 

今日は、放射線療法について語ります。

コワイイメージがありましたけど、かなり誤解がありました。

 

 

目次

放射線療法とは、どんな治療?

 

放射線療法とは

がんに放射線を当てて、がん細胞を破壊してがんを消滅させたり小さくする治療です。転移による痛みや脳転移による神経症状を和らげるときにも行います。

引用先:国立がん研究センター|放射線治療のことを知る

 

 

乳がんの放射線療法の場合

乳がんに対する放射線療法では,主にリニアックという治療装置を使いますが,これらは通常のX線写真を撮る診断装置よりも格段に高いエネルギーの放射線を発生させるので,からだの奥深くにある病巣でも効率的に攻撃,治療することができます。

引用先:患者さんのための乳癌診療ガイドライン|Q29放射線療法について教えて下さい。

 

 

 

放射線治療はこわくない?

 

放射線というと何となく「怖い」イメージありませんか?

私は「怖い」というイメージを持っていました。

(世代的に、広島の原爆=放射能とかね)

 

というのも、身内の多くががんで亡くなっているんですね。

放射線や抗がん剤治療を受け、風貌が変わり、脱毛し痩せてしまっていて。

 

放射線療法と抗がん剤治療がごっちゃになっていて「大変な治療」

という間違ったイメージを持ってしまったようです。

乳がんの放射線治療では脱毛はないそうです、ご安心をε-(´∀`*)ホッ

 

 

 

乳房温存術の放射線治療について学ぼう!

 

今回は自分の体験から、乳房温存術後の

放射線治療について調べてみました。

 

 

乳房温存術後の放射線治療はなぜ必要なのでしょう?

乳房温存療法における手術の役割は,目にみえるがんのしこりを摘出することであり,放射線療法の役割は,手術で取りきれなかった可能性のある,目にはみえないがん細胞を死滅させることです。手術と放射線療法の両方を行うことで乳房を温存しつつ,乳房内の再発を抑えることが可能になります。

 

私の組織検査の結果(まだ一部しか聞いてませんが・・・)はこうでした。

パジェット病と非浸潤の乳管がん、手術で切除した組織の断端は陰性。

 

以下の状態が当てはまりそうです。

手術で切除した組織の断面を顕微鏡で詳しく調べた結果,断面およびその近くにがん細胞がなかった(断端(だんたん)陰性といいます)患者さんに対して,放射線療法を加えた場合と,加えない場合を比べた試験では,放射線療法を加えることにより,乳房内再発が約3分の1に減ることが明らかになっています。さらに乳房内再発を防ぐことにより,生存率も向上させることが示されています。

引用先:患者さんのための乳癌診療ガイドライン|乳房温存手術後の放射線療法は何のために行うのでしょうか?

 

 

文献で調べてみると上記のような理由がありましたが、

私自身が先生から説明を受けた時も同様の内容でした。

 

 

一回じゃ理解できなくて、通院のたびに確認しましたね。

「何度もすいません(;´・ω・)」って言ってね。

 

 

で、放射線療法というと気になるのは、

どんな副作用があるのか?というところ。

 

 

 

放射線治療で起こりうる副作用について

 

乳房手術後の放射線療法中または治療終了後数カ月のうちに現れる副作用としては皮膚炎、倦怠感(けんたいかん)、放射線肺臓炎などがあります。皮膚炎はほとんどの患者さんでみられますが、一般的に軽度なものです。

 

引用先:患者さんのための乳癌診療ガイドライン|乳房手術後の放射線療法の際にみられる副作用はどのようなものですか

 

 

皮膚炎ってどの程度なのかしらね。

ネットで上がっていたものでは、

水疱ができてしまった例がありましたね。

 

 

私は昔から皮膚トラブルが多いのでちょっと心配です。

そこは、実際に放射線科で確認してきます。

 

現場で多くの患者さんと接している放射線科の医師や

放射線技師さんから事例を聞いてみたいと思います。

 

 

ん?ところで、放射線肺臓炎ってなんでしょうか。

 

 

放射線肺臓炎(ほうしゃせんはいぞうえん)とは?

胸部にできたがん(肺がん、食道がん、乳がん、悪性リンパ腫など)に対して行われた放射線治療による肺の障害が原因で起こる肺炎です。細菌やウイルスの感染によるものではありません。傷害された肺組織では主に肺胞の外(間質)に炎症が引き起こされ、最終的には肺の線維化をきたします。

引用先:日本呼吸器学会|呼吸器の病気

 

 

頻度としては稀なようですが、

副作用として起こる可能性はあるのですね。

 

 

 

放射線治療の期間

 

先生からの説明では、回数にして25回。

約5週間とのことでした。

治療は外来通院で毎日

 

 

通院もだけど、治療費も毎日かかるのよね?

いくらくらいかかるのか?確認してこなかった~!!

結構大変かも・・・(;´・ω・)

 

 

まずは、放射線科に受診をして

説明を聞いてからになりますが。

 

 

がんは治療にお金がかかると言われてますが、

ホントにその通りですね。

 

 

放射線科受診をしたら、また

実際のところを記録していきたいと思いま~す。