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- 過去ログ - ADHD特徴あるある
この記事の最終更新日は 2021年5月2日 です。現在は状況が異なる場合がありますので予めご了承ください
がんで療養中のとき、気持ちが上がらず何もやる気が起きず。
退院直後はそんな気持ちはなかったんですが、だんだんと気持ちが沈んでいきました。
これってうつなの??
ADHD二次障害にうつ症状があるのは知ってましたが、まさか自分が該当してるの?
目次
自覚がなかったうつ状態の自分
がんの療養中、考える時間がたくさんありました。
がんのこと
これまでの自分のこと
これからの自分のこと・・・
でも一番は、今までいろんなことを我慢して頑張ってきた「自分を解放してあげたい」でした。そして、病気休暇中は「今まで忙しくてやれなかったことをやろう!」って思ってました。
幸い、乳房を温存できたので後遺症もほとんどないだろうし、自分の気持ちに正直に生活していこうって楽しみにしてたんです。←ロングバケーションです( ´艸`)
入院中から夜眠れなくなりました
入院中は病室への看護師の出入りが頻繁で、夜も眠れない状態でした。でも退院したらぐっすり眠れるだろうと思ってたし、病気とはいえゆっくりと過ごせる時間を満喫するつもりでした。
が!!退院しても夜眠れない。
なんだかんだと約1か月の間、夜はほとんど眠れず、朝方にようやく眠りにつくという昼夜逆転状態が続いてました。
しかも、体がビクついてしまうんです。
脳と体が分離してるみたいな、自分の体が自分じゃないような、変な感覚が気持ち悪い。
関連記事⇒体のピクつきで熟睡できない!原因と対処法
ぐっすり眠れないのは、体を動かしていないからかな?とも思ってました。
退院後の心療内科受診時に先生にお話しすると「まずはぐっすり眠れる状態にしましょう」と言われ、睡眠薬を処方してもらうことになります。
2週間後に経過をみるために、受診をすることになりました。
私、うつ状態だったんだ・・・
いつものように心療内科の受診。自分の今思ってることとか、状態とかをお話しました。
やる気が起きないこと、同じ環境に戻っていくことへの不安、漠然としたいろんなことへの不安感が強いことをお話したら、先生はちょっと考えてこう言いました。
「薬飲んでみる?」まったくピンとこない私。
「何の?」
「うつの薬処方するから飲んだ方がいい」
「これってうつなの?」
「そうだね」
そんなやり取りをしたんですが、自分がうつ状態だったとはまったく自覚なし!!
でも、まだ薬は飲みたくありませんでした。
先生にお願いして、もう2週間様子を見たいと言いました。
幸い仕事はお休みしてるから、直接自分に降りかかるストレスはないはずだったんですけどね。
抗うつ薬は飲まず、まずは仕事復帰して様子をみることにしました
さらに2週間後の心療内科受診の日。
先生は「診断書を書くよ」と言ってくれました。がんで仕事は休んでいたけど、本当にゆっくりと休めていない状態だからと心配してくれました。
先生と相談し、自分の気持ちを重視しして、抗うつ薬は飲まず仕事復帰してみることにしました。
「辛かったらすぐおいで。いつでも診断書書くから」って言ってくれて。嬉しかったなあ。
自分の本当の気持ちを押し殺して生きてきたことに腹が立つ!!
これまでも自分の気持ちに向き合ってきたつもりでしたが、結局「つもり」だったのでしょうね。
本当の意味で自分の気持ちに本気で向き合ったのは、今回が初めてだったのだと思います。何度も何度もしつこいほどに、自分に問いかけました。
「本当はどうしたいの?」
答えはいつも同じでした。「同じ環境には戻りたくない」「やりたくないことは絶対にしない」「本当の自分(ADHDの自分)のまま生きたい」
自分の思いをちゃんと伝えたい・・・。
腹は決まり、自分の思いをきちんと伝えることができました。
自分の心に正直に、やりたいように生きたいように・・・。
何十年もかかってようやく、でした。
きちんと自分の言葉で伝えたいことを伝えたら、あっけなく事が進み・・・。
「もっと早く伝えればよかった~~(ノД`)・゜・。」今までの自分に腹が立つ!!
今は心も体もスッキリです!!
現在はうつ状態から脱出したようです。
いつの間にか心が軽いし、気持ちは少しずつ上向きな感じです。
仕事復帰から2週間後の心療内科受診。
結局、抗うつ薬は使わないまま経過をみることにしました。
いつでも相談できる、何でも話せる主治医がいるので安心だし、自分の気持ちに正直になったことで、今まで抱えていた不安は一気に解消されました。
はあ~スッキリ!!