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- 過去ログ - ADHD特徴あるある
この記事の最終更新日は 2019年1月5日 です。現在は状況が異なる場合がありますので予めご了承ください
周囲の人たちに怒られてた子供時代。
いつも、認めてもらいたい、否定しないでほしいと願ってました。
ある日、幼きぺぺろんは、何者かになれば人との関りがうまくいくと思いました。
でも、本当は違っていたんだよね~( ゚Д゚)
ADHDの治療が「何者にもならなくていい!」と気づかせてくれた
仕事と一部の人間関係がうまくいかなくて、受診のたびに困っていること、悩んでいることの数々を先生に聞いていただく。
お仕事とはいえ、先生はぺぺろんの話を黙ってきいてくれ、「(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン♪」と必ず受け止めてくれます。
そして必ず言ってくれる言葉があります。
「ぺぺろんさんは、ぺぺろんさんのままでいいんだよ!」と、ぺぺろんが一番欲しい言葉をかけてくれるのです。
「ぺぺろん以外の何者にもならなくていい」ということを、何度も言ってくれる先生。
人はそうそう簡単には変われないもんだよ、と。
できないことは、「できない」と言っていい。
頑張れないことは、頑張らなくていい。
自分の出来る範囲の頑張りでいい。
出来ない自分を責めなくていい。
言いたい人には言わせておけばいい。
先生のひと言ひと言で、できない自分を責めてしまっては落ち込んでいたぺぺろんの心は少しずつ晴れていくのです。
毎月の定期受診での先生との会話に、ものすごく助けられています。
何者かになり続けるのも、無理な頑張りも、もうできません!
周囲の人間はぺぺろんを変えさせようとする。
自分たちが望む人間に。
自分たちが扱いやすい人間に。
いつからか、ぺぺろんも周りに合わせることが良いことだと思うようになりました。
そうすれば、自分が傷つかなくていいし、周りに受け入れられる(はず)。
でも、何者かになり続けることは、とても苦しいことだと思うようになりました。
突然、本当の自分に戻りたいと強く思うようになって、自分を見つめなおしていくうちに、知らず知らず自分が変化していったのだろうと思います。
あれ?と気づいたことは「思いっきり無理して生きていたな」ということ。
そう気づいてしまったら、ゆるゆる・ダメダメの本来のぺぺろんがいて、周囲からダメ出しを受けっぱなし(笑)
周囲のダメ出しはその人の価値観によって変化するので、そこにいちいち自分を合わせていたら偽物のぺぺろんになってしまう。
若い頃ならある程度頑張れたけど、年齢を重ねるごとに、頑張れなくなってきました。
できないことが多いADHDの人間にとって、普通にこなせる人たちの頑張りに近づくには、何倍もの努力と心身の緊張が伴います。
40代も後半になってきて、強い緊張感に耐えられる精神も、頑張りもできなくなってきたと痛感しています。
できない自分に許可を出す!
できない自分でいい。
他人にどう思われてもいい。
自分を偽らなくていい。
落ち込んでもいい。
前向きになれなくてもいい。
ネガティブでもいい。
言い返せなくてもいい。
仏頂面でもいい。
怒ってもいい。
泣いてもいい。
サボってもいい。
不器用でもいい。
仕事をやめていい。
・・・etc
今まで逆のことを頑張ってやろうとしてきました。
でももう終わり!だって疲れました。
楽になりたい。楽しく生きたい。好きなこともっとやりたい。
自分が思ったように、好きなように生きるんだ♪
自分が出来る以上のことはもうやらない!!
それくらい気楽に生きてもいい。