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この記事の最終更新日は 2021年3月28日 です。現在は状況が異なる場合がありますので予めご了承ください
新型コロナウイルスの国内感染者の報告が増えてきていますね。今のところ関西地区での感染報告ですが、日本国内での感染拡大が懸念されています。
感染者の報告も大切かと思いますが、新型コロナウイルスの感染症状や潜伏期間など、知りたい情報は山積みです。
そこで、新型コロナウイルスの症状、潜伏期間、実際の受診方法などを調べてみたので、知り得た情報をまとめていきたいと思います。
目次
新型コロナウイルス対策 感染時の症状、潜伏期間、受診方法、治療のまとめ 新型コロナウイルス感染時の症状について
発熱、咳、息切れ、呼吸困難などの呼吸器症状がメインのようです。
1/28の時点では、感染源・感染経路については不明。高齢者や基礎疾患のある者に感染した場合、重症化する恐れもあるとのこと。
そもそも、コロナウイルスとは発熱などの上気道症状を引き起こすウイルスです。通常の風邪のうち10~15%は4種類のコロナウイルスが原因だそうです。
2002年に流行した、重症急性呼吸器症候群コロナウイルス(SARS-CoV)の時に重症化し亡くなった人の多くは、心臓疾患や糖尿病などの基礎疾患を持つ人、高齢者でした。
過去の例と照らし合わせてみると、今回の新型コロナウイルスの場合も、高齢者や基礎疾患を持つ人は特に注意が必要と思われます。
新型コロナウイルス対策 感染時の症状、潜伏期間、受診方法、治療のまとめ 潜伏期間について
現在のところは、潜伏期間は不明。
ですが、過去のコロナウイルスの状況から、最大で14日くらいと考えられているようです。他のコロナウイルスでは、最短で2日、最大で14日が潜伏期間となっています。
ニュースになった当初は、人から人への感染はないとされていましたが、現在は人から人への感染の可能性が広がっています。
新型コロナウイルス対策 感染時の症状、潜伏期間、受診方法、治療のまとめ 感染が疑われた場合の医療機関受診方法について
医療機関へ直接受診するのはやめましょう。各自治体などのHP、医師会、厚生労働省などのHPを見てみますと、以下のように受診するよう書かれています。以下引用。
医療機関の中で感染症を拡大させないことが重要になると指摘。「発熱、咳、呼吸困難の症状があり、14日以内に新型コロナウイルス感染症の流行地域から渡航された方、もしくは、同ウイルス感染者と濃厚接触があった方は、いきなり医療機関を受診することはせず、必ず事前に最寄りの保健所や医療機関に電話で相談して欲しい」
発熱やせき・息切れがあり、14 日以内に、新型コロナウイルス感染症の流行地域から帰国したか、または新型コロナウイルス感染症の患者さんと濃厚な接触があった方は、必ず事前に最寄りの保健所あるいは医療機関に電話で相談し、指示を受けていただきますよう、よろしくお願いいたします。
医療機関が感染拡大になることを避けるために、必ず守ることが大事です。受診したら、病院スタッフの指示に従ってくださいね。
また、受診する際は「感染しない、させない」ためにマスクを付けましょう。
関連記事⇒新型コロナの予防策!すぐできる正確な手洗いで感染を防ぐ!!
新型コロナウイルス対策 感染時の症状、潜伏期間、受診方法、治療のまとめ 新型コロナウイルスの治療はどうするの?
現在は、有効な抗ウイルス薬等の特異的な治療法はなく、対症療法を行うとのこと。
対症療法とは、病気の原因を治療ではなく、発熱、咳、痛みなどの症状を抑えたり、ゆるめたりする治療のことを言います。
例えば、痛みに対しては痛み止めを使ったり、熱に対しては、解熱剤を使って少し熱を下げることなどです。
入院になった場合は、感染予防策(標準予防策、飛沫予防策、接触予防策、必要時、空気感染対策)をとった上で、対症療法となるようです。
また、入院が必要とならない軽症の場合は自宅安静。その場合、家庭内での感染予防策が取れることが必要で、保健所が経過を観察していくとのこと。
2020年1月22日作成の、「新型コロナウイルス(Novel Coronavirus:nCoV)による感染症患者の退院及び退院後の経過観察に関する方針(案)」に詳しく書いてありますので、参考にしてください。
入院加療でも、自宅加療でも医療機関や保健所の指示に従って、治療をしていくこととなります。
新型コロナウイルス対策 感染時の症状、潜伏期間、受診方法、治療のまとめ 情報や参考・引用文献など
・中華人民共和国湖北省武漢市における新型コロナウイルス関連肺炎について(令和2年1月30日版)|厚生労働省HP
大切なことは、間違った情報に惑わされないこと、パニックにならないこと。まずは、正しい情報を得て、正しい知識を得ましょう。
自分ひとりだけなら・・・と勝手な行動はやめましょう。
「感染しない、感染させない」正しい感染予防策をしっかりととりましょう。
SARSの時は終息するのに、2002年11月から2003年7月まで約7か月ほどかかっており、「WHOを中心とした各国の協力と、古典的『隔離と検疫』対策を用いて収束がはかられた」そうです。
ひとりひとりがしっかりと感染予防策をとり、感染拡大させないという意識をしっかりと持つことが大切なことだと思います。
以上、まとめでした。
新型コロナウイルスに対する新しい情報がでたら、また記事にまとめていきたいと思います。