この記事の最終更新日は 2021年3月28日 です。現在は状況が異なる場合がありますので予めご了承ください

壁用石膏ボードの負担を軽くする折りたたみ式棚受けの取り付け方コツ3つ

 

少し前に、折り畳み式棚受けを利用したカウンターをDIYしました。

 

【DIY】窓下壁面、折り畳み式棚受けを利用したカウンターの作り方

【DIY】窓下壁面、折り畳み式棚受けを利用したカウンターの作り方2

【DIY】窓下壁面、折り畳み式棚受けを利用したカウンターの作り方3

 

 

 

ところが、壁用石膏ボードからトグラーが浮いてきて、カウンターがガタついてしまったんですね。

 

 

 

壁用石膏ボードにガタつかない折りたたみ式カウンターを取り付けたい!だけど、どうしてもガタついてしまう。

トグラーが合っていないのか?カウンターの天板が重すぎるのか?そもそも、折りたたみ式の棚受けを利用すること自体問題だったのか?

問題を解決して、使い心地のいい折りたたみ式カウンターを完成させるにはどうしたらいいかな~?

 

 

 

 

今日は、壁用石膏ボードに取り付けた折りたたみ式カウンターのガタつき問題を、解決していった経過を記事にしてみました。

 

 

目次

壁用石膏ボードの負担を軽くする折りたたみ式棚受けの取り付け方コツ3つ

 

まずは壁用石膏ボード性質の基本をおさえましょう!

・石膏ボード厚さ:9.5mm、12.5mm、15mm、21mm、25mmの製品がある

・壁用石膏ボードについて:マンションでは9.5mmの厚さの石膏ボードが多く使われ、事務所や病院では12.5mmの厚さのものが多く使われる

引用元:Wikipedia

 

壁用石膏ボードは丈夫な素材なため、ほとんどの建物内部の壁や天井に使われていますが、大きな弱点があるんですね。

 

それは「釘やネジを使って物を固定することができない」ことです。

 

製品名の通り「石膏ボード」は石膏が素材として使われています。

石膏がボロボロと崩れてきてしまい、釘もネジも簡単に抜け落ちてしまうのですね。

 

 

コツ1 壁用石膏ボードの厚さとトグラーサイズを合わせる

これをいい加減にした結果、棚受けがガタつき、トグラーが浮いてきてしまいました。

 

トグラーの値段や種類はたくさんあるのですが、お値段高めのトグラーを選んでしまったこと、別サイズのトグラーを再購入したので、お金をムダに使ってしまう結果に・・・。

 

 

コツ2 棚受けの取り付け幅を狭くし、壁用石膏ボードへの負担を軽減する

カウンター天板中央寄りに、棚受けの位置を変更しました。

前回は、カウンター天板の両端に棚受けを設置。

 

カウンター用天板の幅はほぼ89cmだったので、天板の中央に負荷をかけることで天板もたわみ、両端に設置した棚受けへも負担がかかったのではないか?と推測。

 

いろいろと解決策を模索していたときに、「棚受けを取り付ける幅は狭い方が良い」とのアドバイス動画を見つけ、「これだ~!!」と。

 

 

コツ3 ①棚受け固定②カウンター天板固定の順にする

これもDIY動画を見てやってみた結果です。

 

前回は逆で、①カウンター天板固定②棚受け固定の順でやったんですが。

棚受けが折りたたみ式なので歪みが出てしまい、何度もやり直しをする羽目に・・・。

 

①棚受け固定②カウンター天板固定の順の方で、すんなり一発で固定できました♪

 

 

以上の石膏ボードの性質を補いつつ、折りたたみ式棚受けのクセに合わせて取り付けていくことが、コツです。

 

 

 

壁用石膏ボードの負担を軽くする折りたたみ式棚受けの取り付け方の実際

 

折りたたみ式棚受けの取り付け方の実際

壁用石膏ボード9.5mm用のトグラー

壁用石膏ボード9.5mmに合わせて、トグラーサイズも変更しました。

 

 

折りたたみ式棚受けを先に石膏ボードに取り付け

折りたたみ式棚受けの取り付け幅は、前回よりも狭くし、石膏ボードの壁に先に取り付けました。

 

 

棚受け取り付けの幅を狭めに変更

カウンター天板を仮置き。かなり天板の中央寄りにしています。

 

【DIY】窓下壁面、折り畳み式棚受けを利用したカウンター作り方3「トグラーとビスの相性って大事」2

これは前回の取り付けの模様。折りたたみ式棚受けの位置がカウンター天板の端にきているのがわかりますよね。

 

カウンター天板の仮置き

天板に負荷をかけてもビクともしません!!やったね~♪

これなら安心してミシン掛けもできそうです。

 

 

折りたたみ式棚受けを利用したカウンターの完成

折りたたみ式棚受けを利用したカウンターの完成!!

 

 

折りたたみ式棚受けを利用したカウンターのメリット

・使わない時は折りたためるので、場所をとらない

・脚が無いので天板下がスッキリ

 

願わくば、「モノを出しっぱなしをせず、必要時にのみカウンターを使う」ことができたらいいですね。

 

 

 

ようやく完成したので、喜びもひとしおです。

石膏ボードを甘く見た結果が、材料費と労力と時間の無駄を出してしまいました。

 

石膏ボードの特徴や壁の構造、自宅に使われている石膏ボードの厚みを知って、それらに合う取り付け方をすれば、何の問題もありません。

 

 

今回の記事が参考になったら嬉しいです。

ご自身のDIYに活かしていただければと思います。

最後までよんでいただき、どうもありがとうございました。