日本家屋にある長押(なげし)って知っていますか?
最近の住宅は、洋室がメインで和室を設けることが少なくなってきています。それに伴い、長押を見ることも少なくなりましたが、すっごい不便だなあと思うのです。
私が20代の頃の賃貸アパートは、昭和50年代の建物で、畳がメインでした。長押というと「洋服をかけるのに便利な場所」というイメージです。
いとこの兄ちゃんは長押に手を掛け、懸垂してたっけ(笑)
ミムラ家のマンションは完全洋室で和室無し、長押が無くて不便だなあと常々思ってました。
そんな時に、長押を作る便利なグッズを発見したので、長押DIYの模様をお伝えしていきたいと思いま~す( ̄▽ ̄)
目次
大正昭和が好き!日本家屋にある長押が欲しいからDIYしよう!長押(なげし)ってどこだよ?ここだよ!
長押(なげし)とは
長押(なげし)とは、日本建築に見られる部材で、柱を水平方向につなぐもの。鴨居の上から被せたり、柱間を渡せたりするように壁に沿って取り付けられる。
引用元:長押・Wikipedia
もともと長押は柱を固定するための構造材だったのですが、建築技術の発達にともない、徐々に装飾として用いられるようになったのです。
引用元:ホームプロ
フックをかけて鞄や上着を引っ掛けたり、とにかく便利に使えるのが長押なんです。
本来の目的や使い方ではないんですけどね~(;^ω^)
確かに、日本建築にみられる部材なんでしょうが、マンションの壁に、長押風のものを取り入れてくれると実用的なんだけどなあ・・・といつも思ってました。
そこで見つけたのが、DIYパーツのナゲシレールという商品です。
大正昭和が好き!日本家屋にある長押が欲しいからDIYしよう!ナゲシレールを使って石膏ボードの壁に長押をDIYします
雨っさらしになっていた板をチョコレートブラウンにペイント。何故にチョコレートブラウン色かというと・・・?
大好きな大正ロマンの雰囲気を取り入れたかったからなんです。
大正ロマンの特徴はいくつかありますが、
・和洋折衷
・定番カラーは赤
・ステンドグラス
・腰壁
木の色は重厚感のある「チョコレートブラウン」だと大正ロマンっぽくなる!!
という記事を読んだからなんです。
濃い茶色というのはわかるけど、正式な色がわからないと、大好きな大正ロマンに近づけないしペンキも準備できないので、色指定を必死に探しました。
いや~♪かなりいい感じになってますよ(*´▽`*)
LABRICOナゲシレールの取り付け方
ナゲシレールを取り付ける位置にマスキングテープで印をつけます。
適当に・・・
パーツをピンで固定します。ネジもついてるので、木材にも固定できますよ~。
板側のパーツをはめ込みます。
真ん中あたりに両面テープがついてるのでそれを剥がします。
長押用の板をパーツに押し付け、取り外すと両面テープがついてるのでパーツが仮固定される仕組みです。あとは、ネジでしっかりと固定するだけ。インパクトドライバーでササっとやっちゃいましょう!!
ネジでパーツを固定しました。あとは、壁側のパーツにはめ込むだけです。
あるもの利用なので、長押用の板は3枚に分かれてます。なので、あと2枚を同じように壁に取り付けていきます。
近くでみるとつなぎ目があるんですが、それはご愛嬌。遠目だとわかりにくいので良かったわ~。
完成!!色もチョコレートブラウンでいい感じです♡
元々のドアの色もチョコレート色だったので、バッチリでした!!
あと3か所、ナゲシレールを使って、長押を取り付けていきます。
レトロなフックなども取り付けて、日常的に使いたいですね。
まとめ
いかがでしたか?
最近は便利なDIYパーツが売られているので、自分好みのインテリアへ近づけることができそうです。
よかったら試してみてくださいね(*´▽`*)