劇場版「メイドインアビス 深き魂の黎明」感想　トラウマ必須ボンドルド！

 

2020年1月17日より、メイドインアビスの劇場版「深き魂の黎明」が公開されましたね。

 

2017年TVシリーズメイドインアビスから3年。今回の劇場版メイドインアビス「深き魂の黎明」を見るために、TVシリーズを3回見直しました。

 

「待ってました～！！」という気持ちと、黎明卿ボンドルド編ということで、「相当ヤバい」と気を引き締める気持ちと、何とも表現し難い両方の気持ちを持ちながら、娘と一緒に観てきました。

 

率直な映画の感想をまとめたいと思います。

 

劇場版「メイドインアビス 深き魂の黎明」感想　トラウマ必須ボンドルド！TVシリーズを簡単に振り返り

 

メイドインアビスTVシリーズは、2017年7月より全13話で放送されました。

 

主人公は、巨大な大穴「アビス」の縁に築かれた街・オースで暮らす探窟家見習いの少女・リコと、

出典：メイドインアビス公式HP

 

アビスの中でみつかった少年の姿をして記憶をなくしたロボット・レグ。

出典：メイドインアビス公式HP

 

ある日、リコの母親である、探窟家ライザの白笛と封書がアビスから引き上げられます。封書の中には「アビスの底で待つ」というメッセージが・・・。

 

リコはレグと共に、大穴「アビス」の底を目指す旅に出発します。

 

深界二層では、監視基地（シーカーキャンプ）で、白笛の「不動卿」オーゼンやオーゼンの直弟子マルルクとの出会い。ここで先へ進むための生存訓練やアビスの秘密を得ます。

 

深界三層は、アビスの生物たちとの戦いがまっていました。

 

深界四層では、リコがアビスの生物の毒と呪いに倒れてしまいます。なすすべもなく、泣き叫ぶレグ。

 

そこへ手を差し伸べ、リコを救ってくれたのが、成れ果ての姿となったナナチでした。アビスの呪いで成れ果てとなったナナチとミーティ。

 

出典：メイドインアビス公式HP

 

 

ナナチとミーティは、黎明卿ボンドルドのある研究のせいで、成れ果てとなっていたのでした。

 

ナナチは死なない体になってしまったミーティを、レグの火葬砲で「殺してくれ」と頼みます。

 

成れ果ての苦しみからミーティを解放し、リコが回復。リコ、レグ、ナナチの3人は更に下層への冒険の旅に出発するのでした。

 

 

超ざっくりとTVシリーズのあらすじでした。

今回の映画では、深界五層・前線基地からのお話を描いています。

 

メイドインアビスは絵柄も可愛いので、子供も観れる作品？と思いがちですが、世界観が独特で、非人道的な描写も多いので、R15指定されました。

 

人間の優しさも、汚なさも、包み隠さず描いてるというか、精神の奥底に隠し持ってる部分を暴くというか・・・。

 

人が生きる死ぬを、リアルに描いてる作品なのです。

 

 

劇場版「メイドインアビス 深き魂の黎明」感想　トラウマ必須ボンドルド！　ナナチの宿敵！黎明卿・ボンドルド

 

ナナチとミーティの宿敵・ボンドルド。

 

初っ端の登場からものすごい威圧感と、何だろう・・・。得体の知れないものへの恐怖感、というのでしょうか。それを植え付けられたって感じでした。

 

すごく丁寧な話し方なんだけど、感情がない、淡々としてて。表情がわからないキャラクターなので、なおさらその恐怖が増すんですよ。

 

出典：メイドインアビス公式HP

 

 

登場するたびに、うっ・・・呼吸するのを忘れるくらいの威圧感。何が出てくるかわからない恐怖感。ホント、いや～な感情しか出てこない！

 

子供たちを材料にして、非人道的な実験をやっていた人間に、自分の子供がいる？！何企んでるの！！

 

ボンドルドの娘・プルシュカはホントに可愛い子で、父親であるボンドルドのことが大好きなんですね。

 

どんな親でも子供にとっては、絶対的な存在。その何とも不思議な親子としてのボンドルドとプルシュカを見てると、そのギャップに恐怖心を煽られる感じでした。

 

 

ミムラ、呼吸すること忘れて「おっと、呼吸止まってる！！」って呼吸することを意識しないといけなかったくらいでした。

 

 

その何とも言えない恐怖の塊、ボンドルドを演じているのがベテラン声優の森川智之さん。

 

ミムラが大好きな声優さんの一人なんですが・・・。イケボなんだけど、胡散臭さ全開（笑）

 

感情のない声で温かいんだか、冷たいんだかわからない人間を演じるわけですよ。いや～映画見ながら「森川さんスゲ～！さすがだわ！！」って思ってしまう。

 

偶然にも公開2日目、しかも同じくレイトショーで息子も観に行ってたとのことで、日曜日はLINEでボンドルドについて、感想語り合いましたわ。

 

 

劇場版「メイドインアビス 深き魂の黎明」感想　トラウマ必須ボンドルド！　ボンドルドの娘・プルシュカが素直すぎて可愛すぎて泣ける！

 

 

映画のパンフレットです。緑の服を着た子がプルシュカ。

 

はじめてできた同い年くらいのお友達リコを慕います。可愛らしいんですよ、ホント。

 

 

あのボンドルドの娘にしちゃ、素直過ぎない？って思うくらい、素直ないい子なんです。ずっと深界五層で暮らしてきて、外の世界を知らない女の子。

 

リコから上層の話を聞いて、自分も深界の外へ行ってみたいと願います。

 

 

ボンドルド、どんな子育てしてきたの？ホントはいいパパなの？

ちょっとミムラの気持ちも揺らぎました。

 

プルシュカの背負ってきた人生、生き方を考えた時、彼女は彼女なりに幸せだった？のかな・・・。なんかもう切なすぎてね。

 

最終的にプルシュカの願いは、ある形となって叶えられるわけですが・・・。

なんだかなあ！！いろんな思いがこみ上げてきちゃいましたね。

 

 

最後の方は娘と二人で涙ながして、鼻すすりながら、鑑賞してました。

エンディングに入ると、後ろの席でも鼻水すする人がいて、3人で鼻水すする音が鳴り響いてました（笑）

 

 

劇場版「メイドインアビス 深き魂の黎明」感想　トラウマ必須ボンドルド！　ナナチ、過去との決別か？！

 

ボンドルドとナナチの関係は絶対で、切っても切れません。

 

ナナチの過去が映画では明らかになり、ナナチが過去の出来事から立ち直り、成長できるのかも見どころになると思います。

 

ナナチの過去では、ちょっとショック受けましたが、それもひっくるめてナナチというキャラクターがやっぱ好きですね。

 

 

とにかく男二人、レグとナナチの戦う姿がかっこいいです。あれ～二人はいつの間にこんなに頼れる男になっちゃったの～！！

 

成長したのね・・・ああ、母みたいな気持ちで見てしまいました。

 

 

 

劇場版「メイドインアビス 深き魂の黎明」感想　トラウマ必須ボンドルド！　内容濃すぎて消化不良、マンガ読み込みます！！

 

TVシリーズを観たときから、原作本が欲しいなあと思っていたんですが、劇場版公開が決まっていたので、マンガ本の購入をあえて避けました。

 

というのも、続きのボンドルド編を楽しみにしてたので、そのワクワクをまず映画のスクリーンで観たいなあと思ったからでした。

 

今回劇場版を観て、正直内容を消化しきれてない感じなんですね。ボンドルドの研究内容の細かなところとか、言葉の意味するところとか・・・。

 

ようやく原作のマンガが読めます。

 

 

Wikipediaで調べたら、簡単にいろいろ知ることができるんですけど、それじゃ面白くないと思うんですね。

 

マンガ本読みながら、いろんな発見したいと思います！！それからWikipedia見ても遅くないかなって。

 

 

 

劇場版「メイドインアビス 深き魂の黎明」感想　トラウマ必須ボンドルド！　シリーズ続編制作決定！！

 

 

 

 

この動画見ても、続編の決定のみの情報で、TVシリーズなのか劇場版なのか？ちょっとわかりません。

 

とにかく続編が決まったということで、次の楽しみが増えましたね～♪

 

今度は、原作のマンガを読んでから、アニメにするとどう描かれるかを観るのを楽しみに、新作公開を待ちたいと思います。

 

 

いかがでしたか？

 

これから観に行く方は、気持ち引き締めて劇場へどうぞ。メイドインアビスの呪いと祝福を受けてきてください。