先日、パッチテスト3回目の判定に行ってきました。
痒疹の原因となってるアレルギー源がハッキリわかりましたよ。
同時に自分がこれからアレルギー源とどう向き合って、対応していくか?治療はどうするか?
病気を知ることと、できる治療からさっそく行動開始です!!
目次
痒疹の原因!アレルギー源の発表です!!
1位 金チオ硫酸ナトリウム
2位 硫酸ニッケル、塩化金酸0.2%
めでたくも何ともないんだけどね・・・(´;ω;`)
調べてみるとやはり歯科金属が関係していることが、濃厚になってきました。つうか、ほぼ確実だよね?という。
ミムラの見立て、意外と悪くない。
ちょっと詳しく、1位の金チオ硫酸ナトリウムの原因物質
貴金属、アクセサリー、電子部品、歯科用金属など・・・
ほら、歯科金属入ってるし"(-""-)"
で、症例を探してみました。
●「歯科金属が原因と考えられた扁平苔癬」抄録https://doi.org/10.11340/skinresearch.2.5_443
前額部と背部に皮疹、症状似てるんですけど。その後の経過に、口の中に痛みって嫌だしコワイし・・・。
●「金によるアレルギーが増加している?!」:はらだ皮膚科クリニックブログ
http://harada-hifuka.sakura.ne.jp/column/
スクロールして2つ目の記事です。で、一部引用します。
高山先生によると近年の疫学では、金属によるパッチテストは相変わらずニッケルの陽性率が最多であるものの、次いで金チオ硫酸ナトリウムの陽性率が高いそうです。しかも、金チオ硫酸ナトリウムのパッチテスト液で陽性をきたす患者さんはほとんどがチオ硫酸ナトリウムではなく、金の感作を反映している場合との事でした。
ちょっと詳しく、2位の硫酸ニッケル、塩化金酸0.2%の原因物質
●硫酸ニッケル:アクセサリー(ピアスなど)、腕時計、ベルトのバックル、硬貨、携帯電話、ビューラー、歯科用金属など
●塩化金酸0.2%:歯科用材、貴金属装飾品、金属回収作業、メッキ
なんか、点の情報が線となって繋がっていくのは嬉しいんだけど、アレルギーって怖いよね。なにもかにもが関連してるし。
金属アレルギーになる原因は?
金属が汗や唾液に触れると、金属成分が溶けだし金属イオンとなります。この金属イオンが皮膚から浸透して粘膜と結合することで体内には無いタンパク質が出来てアレルギー源となります。金属アレルギーを発症するかどうかは人それぞれの許容範囲があり、それを超えるとアレルギーが発症します。
金属アレルギーには2種類あって、接触性金属アレルギーともうひとつ、全身性金属皮膚炎(アレルギー)があるとのこと。
全身性金属皮膚炎は、接触皮膚炎のように金属が直接皮膚に触れることによって生じるわけではなく、銀歯(歯科金属)や食事中に含まれる微量の金属が口の中の粘膜や消化管を経由して体内に吸収されることにより生じます。
金属アレルギーの原因物質は金属だけじゃない!
これまたショックだったのが、ニッケルなどは食物にも含まれているという事実です。
で、ミムラはニッケルにも反応しており、ニッケルを多く含む食材も控える必要性が出てきました。
先生からは「全身性金属アレルギー」とハッキリ診断名を言われませんでしたが、原因物質の除去(金・ニッケルのアクセサリーをつけない)を食事も含めて指導されました。
金属アレルギーの参考文献3つ!参考にどうぞ・・・
●金属アレルギーの診断と金属制限の実際
http://www.e-seikyo-hp.jp/medical/pediatrics/arerugi01.pdf
●全身性金属アレルギーの食事指導
http://www.e-seikyo-hp.jp/medical/pediatrics/arerugi02.pdf
●全身性金属アレルギー
https://www.kyorin-pharm.co.jp/prodinfo/useful/doctorsalon/upload_docs/130857-1-33.pdf
参考文献なんていうと小難しい印象があるかと思いますが、比較的読みやすい内容となっています。症例も載ってますので、かなり参考になるかと思いますよ!
さっそく歯科の予約を入れました
金属アレルギーの症例を読むとこわいなあと思ったのと、一日も早く治療を始めないとと思いました。
ホントは歯医者さんって嫌いなんだけどね~(笑)
目の前で治療器具がチラつくから怖いんだけどね。
ゴールデンウィーク明けから、歯の治療始まります( *´艸`)