この記事の最終更新日は 2018年11月26日 です。現在は状況が異なる場合がありますので予めご了承ください

がん保険契約の中で、女性ならば必ず確認してほしいたったひとつのこと

 

がん保険に加入していれば、必ず給付金が支払われるとは限らない(;^ω^)

自分ががんになって初めてその事実に驚愕しました。

 

だから今一度、自分が加入しているがん保険の給付条件を確認してみる必要があります。

 

目次

これ確認!!診断一時金の給付条件・上皮内新生物への保障が充実していますか?

 

今の時代、2人に1人はがんになるという時代になりました。

参考サイト⇒最新がん統計(国立がん研究センター)

 

入院期間は激減、手術して経過がよければ数日で退院、治療のほとんどを通院で行っています。

 

がんと診断され治療となった場合、検査や手術に入院、抗がん剤に放射線など、どんどんお金は出ていきます。

話には聞いていたけど、ホント!湯水のように出ていきますよ"(-""-)"

 

だから診断一時金は、治療を継続するのに大切な給付金です。

 

ところがこの診断一時金、必ず満額もらえるとは限りません。

営業さんは「がんになったら一時金が出るから安心ですよ」と言いました。

だけど、診断一時金を満額もらえるがんの種類があるわけなのです。

 

 

がんの種類は大きく分けて2つ、上皮内新生物と悪性新生物の違い

 

上皮内新生物とは?

がん細胞が上皮内(粘膜層)に留まっていて、基底膜をこえずに浸潤していない状態のがんをいいます。基本的には手術で取ることが可能で、転移はほとんどないそうです。

 

悪性新生物とは?

がん細胞が基底膜をこえ浸潤しているがんをいいます。他の臓器への転移も考えられます。

 

 

画像:知っておきたいがんの基礎知識

 

 

診断一時金の給付割合や2回目以降の保障の手厚さを確認

 

多くのがん保険は、上皮内新生物と悪性新生物の保障に違いを設けています。

ちなみにミムラが加入しているがん保険の保障はこうです。

 

がんと診断されたとき・・・悪性新生物50万円、ただし上皮内新生物は10%にあたる額を給付

 

ということは?

 

50万円の10%なので、5万円です。

50万円と5万円じゃ、随分と大きな差ですよね・・・。

 

 

ミムラ、「がん」とついていたら診断一時金満額出ると思ってたんですよ。

そしたら、上皮内新生物扱いなので満額の10%しかでない。

 

入院前の検査だけで5万円以上お金かかってるっつうの~!!(# ゚Д゚)

だから上皮内新生物の保障内容を一度しっかり確認してください。

 

 

保険契約の時に約款をじっくり読むことはほとんどないと思います。でも、この約款に細かな給付条件が書いてあるんですね。

 

重要なことは小さく記載されていることがほとんどなんですが、本当は契約の時に給付条件などをしっかりと説明してもらえたらありがたいんですけど・・・。

 

 

女性は特に上皮内新生物への給付ができるだけ多いがん保険を選ぶ必要があります

 

上皮内新生物はおもに、大腸の粘膜や子宮頚部にできます。

ステージ診断だと0期といわれる部分。

 

●非浸潤性乳管がん←病理検査後、この病名が追加されました。

●膀胱・尿管などの乳頭状非浸潤がん

●乳房パジェット病(ステージ0期で上皮内新生物扱いとなります)

 

などなど・・・。

 

 

女性だけの臓器、子宮や乳房のがんにかかるリスクが高く、上皮内新生物の割合が高いといいます。

 

外科手術に放射線に抗がん剤にホルモン療法と治療にお金がかかるのに、がん保険での保障が安すぎるのでは保険に入っている意味がありません。もちろん足しにはなります!!

 

 

お勤めしている人は社会保険から傷病手当金が出ますし、医療保険では高額医療療養費を申請することにより医療費を抑えることもできます。

 

でも、通院のために交通費もかかるし、傷病手当は2/3なので不足がでるし。

お金を持ち出さなければならないところもでてきます。

 

 

がん治療は外来で行うことが当たり前になってきました

 

手術は短期入院になってきています。

抗がん剤や放射線治療も外来通院が普通になりました。

 

●入院は1日目から保障されますか?

●抗がん剤や放射線治療の通院保障はありますか?

 

一昔前の入院保障、入院5日目から保障します・・・なんて内容ではないですか?

5日目じゃすでに退院してるかもしれませんよ。日帰り手術なんてものもありますから。

 

 

いかがでしたでしょうか?

がん保険に入っているから安心!ではない、ということがわかっていただけたかなと思います。

 

もう一度、自分の入っている保険の保障内容の説明を受けるのもよいかと思います。

参考にしていただけたら幸いです<(_ _)>