この記事の最終更新日は 2021年3月28日 です。現在は状況が異なる場合がありますので予めご了承ください

乳がん、顎骨腫瘍疑い、歯周病、慢性蕁麻疹、湿疹、慢性炎症でつながる病気たち

 

40歳を過ぎ、東日本大震災を1年過ぎた頃から、体の不調とともにいろんな病名が付き、手術や治療が続いています。

 

さすがに、何とかしたいと思うもの。

 

医療文献やネットなど様々な情報を読み込んでいくうちに、慢性炎症というキーワードにたどり着きました。

 

慢性炎症が病気を引き起こす?

慢性炎症で知り得たことを、記録していこうと思います。

 

目次

乳がん、顎骨腫瘍疑い、歯周病、慢性蕁麻疹、湿疹、慢性炎症でつながる病気たち 点が線になる瞬間、慢性炎症!!

 

人は病気になると、自分の病気のことを知ろうとします。(一部知ろうとしない人たちもいますが・・・)病気と向き合おうと、いろいろと勉強していくんですよね。

 

ミムラも自身が診断を受けた病気について、不安を取り除くように、わからないことを徹底的に調べていきました。

 

ミムラがこの10年あまりの間に診断を受けた病名は・・・乳がん、重度の貧血、顎骨腫瘍疑い、歯周病、湿疹(痒疹)、金属アレルギー。

 

子供の頃から患っているのが、アレルギー性鼻炎に花粉症、慢性蕁麻疹などのアレルギー疾患。

 

まあ、さすがにこれだけ病名がならぶと「なんで?」って思いが強くなりました。私の体の中で何が起きてて、どうなっちゃってるの?なんとかしたいってね。

 

病名に引っかかってくる論文や文献の中から、気になるキーワードを検索、そこに引っかかる論文と文献を読み込む、検索するの繰り返し。

 

で、最終的に引っかかったキーワードが「慢性炎症」とそこから引き起こされる病気の数々でした。

 

 

炎症とは、赤み、熱感、腫れ、痛みの4症状をいいます。人間の体は怪我や病気になると治そうとして(自己免疫システム)、炎症を起こします(急性炎症)。

 

慢性炎症とは、上記の炎症が慢性化した状態。体にとって深刻な問題を引き起こします。

 

 

慢性炎症により、免疫系の暴走が始まり体を攻撃するというのです。しかも、慢性炎症は自覚症状がなく、慢性炎症を起こしたところは元には戻らないとのこと。

 

この慢性炎症が体のいろいろな部分を攻撃した結果が、疾患となるのだそうです。

 

 

以前より歯周病が全身疾患を引き起こすことが言われてきました。脳梗塞、心筋梗塞、狭心症、糖尿病、誤嚥性肺炎、早産・低体重症、動脈硬化症などです。

 

ほかにも、がんや皮膚疾患を引き起こす、ということを記載していた文献もありました。

 

 

ミムラは昨年に歯周病を指摘されたのですが、そこで初めて、自分が今までかかった病気の数々の原因が歯周病であるかもしれない、ということを意識したのでした。

 

 

乳がん、顎骨腫瘍疑い、歯周病、慢性蕁麻疹、湿疹、慢性炎症でつながる病気たち 肥満はヤバい!慢性炎症の温床だ!!

 

え~恥ずかしながら、乳がんになった2年ほど前から、徐々に体重が増えはじめ、現在は身長が約156cm、体重は60.8Kg(これでも2.2Kg減りましたが・・・)という、ぽっちゃり体型となってしまいました。

 

BMIは、24.9ですが、BMI 25~30未満は肥満1度との判定になるので、痩せることは必須です(;^ω^)

 

お腹周りは70cm・・・先日、職場の健康診断があって測定したので、最新データです(苦笑)

 

乳がん、顎骨腫瘍疑い、歯周病、慢性蕁麻疹、湿疹、慢性炎症でつながる病気たち 肥満はヤバい!慢性炎症の温床だ!!

 

 

お腹周りは、女性90cm以上、男性85cm以上だと、内臓脂肪型肥満と言われます。

こっちはまだまだ余裕ありますが、太ろうと思ったらいくらでも太れますからね。注意が必要ですね。

 

 

ではなぜ、肥満が慢性炎症の温床となってしまうのでしょうか?

 

肥満の人の脂肪細胞は、大きくなって数も増えます。すると脂肪細胞の働きに変化があるそうなのです。

 

●脂肪細胞の働きでこれまでわかっていたこと

・エネルギーが必要になったとき脂肪を分解、全身に供給する

・内蔵を正しい位置に保つ

・体温を保つ

・外からの衝撃を和らげる

 

●新しくわかった脂肪細胞の働き

・いろいろな物質を分泌して、体に様々な指令を出し、全身の臓器に働きかける

 

そして、肥満の人の脂肪組織では「炎症を引き起こす」アディポサイトカインが増える。太った脂肪細胞の中では、血流が減少⇒酸化ストレス増⇒炎症を起こす、ということが起こっているとのこと。

 

完全に負の連鎖状態:(;゙゚''ω゚''):

まじ真剣に、体質改善をしたいと思った次第です。

 

 

乳がん、顎骨腫瘍疑い、歯周病、慢性蕁麻疹、湿疹、慢性炎症でつながる病気たち 食事と日常生活の見直しで、慢性炎症を抑える!

 

慢性炎症が個々の病気の共通原因ということが、ここ数年の研究でわかってきたこと。最近の医学の進歩と研究は凄まじいですね。

 

自分を苦しめる病気の根本的な原因が、慢性炎症ということがわかってきて、体内の慢性炎症を防ぐことができたら、症状は軽減する。

 

そのことがわかっているなら、試さない手はないですよね。

 

 

ネット上で点の情報だけを集めてもどうしようもないと思いまして、参考となる本を買いました。

 

池谷敏郎先生の「体内の炎症を抑えると病気にならない!」という本です。すでに2017年に出ている本なので、お読みになっている方もいるでしょう。

 

体内の「炎症」を抑えると、病気にならない! : クスリに頼らず全身の臓器を元気にするコツ (単行本)

 

 

 

 

 

 

 

恥ずかしい話ですが、自分が病気になってようやく体を大切にするようになりました。

 

 

ちゃんと自分の体と向き合うこと、ストレスや体が辛いと思ったら、自分が楽になる方法を取る、ということはするようにしてましたが、食事や運動は二の次。

 

というか、「今の体の状態を改善に導いてくれる食事」はどうしたらいいのか?

そんな超個人的な食事指導、してくれる人はいません。

 

 

ですが、この本には慢性炎症を改善に導いてくれる方法が書いてあります。

詳しい食材や調理の仕方、運動のことまで載ってましたので、即実践しかありませんね。

 

乳がん、顎骨腫瘍疑い、歯周病、慢性蕁麻疹、湿疹、慢性炎症でつながる病気たち 食事と日常生活の見直しで、慢性炎症を抑える

 

食事指導に習って、お魚を選ぶ目も変わりました。油も野菜も。

運動はTVを見ながら、ながら運動です。

 

 

 

(笑)ゾンビ体操ね・・・

 

以前、TVでも紹介されてたみたいです。いつだったか、お仕事先の方がミムラに「ゾンビ体操」知ってる?って聞いてきたことありますもん!!

 

 

 

まとめ

 

●慢性炎症が個々の病気の共通原因

●肥満が慢性炎症の温床

●体内の炎症を抑えると病気にならない

●慢性炎症を抑える食べ物と食べ方、運動を実践

 

 

<参考文献・サイト一覧>

・体内の「炎症」を抑えると、病気にならない:著者 池谷敏郎

・CREST/さきがけ「慢性炎症」研究領域:「炎症について」

・隠れ炎症ケア

・抗炎症物質とアンチエイジング

・体内の「炎症」を、コーヒーが抑える?

・くるみのオメガ3脂肪酸

・万病の元「慢性炎症」が加齢によって起きやすくなる3つの理由【予防医療の最前線】

・体内の嫌な炎症は食べ物で抑える! 抗炎症作用が期待できる「おいしすぎる食材5」

・今日から食べたい! 抗炎症作用がある10食品

・意外な食べ物も原因に。炎症を制して効果的にアンチエイジング

 

 

 

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