この記事の最終更新日は 2021年5月11日 です。現在は状況が異なる場合がありますので予めご了承ください
がんで入院、手術をした2018年の夏。
もしかしたら今後、抗がん剤やホルモン治療、放射線治療も必要になるかもしれない。
大病をしたことのない私ががんになり、初めて高額療養費制度を利用したので、その体験をまとめましたので、ぜひ参考にどうぞ~。
目次
高額療養費制度とは?
医療費が高額になりそうなときに、高額療養費制度という給付があります。
医療機関の窓口で医療費の支払い額が
高額になったときに、*健康保険に申請することによって
自己負担限度額を超えた分が戻ってくる制度です。
①健康保険:加入している、勤務先の健康保険組合や
国民健康保険なら自治体のことをいいます。
高額療養費制度の自己負担限度額とは?
事務さん曰く、該当としては「区分ウ」に該当する人が多いのではないかな?と申しておりました。
実際の窓口負担額の計算例
高額療養費制度という、便利な制度を
利用できるのは本当にありがたいです。
でも、上の窓口負担額の計算例をみるとわかるように、
後から払い戻されるとはいえ、病院窓口で一度
支払いをしなければならないのは、大変ですよね?
でももし、あなたの入院までに日数があるのなら、入院前に
「限度額適用認定証」を申請しておきましょう!!
限度額適用認定証を退院時に窓口に提示できれば、
自己負担限度額(人によって違います)を支払えばいいので、
後日高額療養費の申請は不要になります!!
ホントね、これがあって助かりましたよ。
恥ずかしながら、貯金がほとんどなかったので
一時的に支払うお金さえ準備ができるかどうか?
っていう事態だったんです。
限度額適用認定証とは?
1.入院が決まったら、自分が加入している健康保険に
「限度額適用認定証」発行の手続きをします。
*1の手続きはいっちばん最初にさっさとやってしまおう!!
2.健康保険から限度額適用認定証が発行されます(郵送)
↑このような認定証が郵送されてきますよ!
3.限度額適用認定証を入院する病院に提示することにより、
医療機関窓口で、自己負担限度額までの支払いで済みます。
限度額適用認定証申請用紙と申請について
●限度額適用認定証申請用紙は職場の総務に置いてある、
●健康保険HP・インターネットで印刷できる、
●入院先の病院でも書類が置いてあったります。
ちなみに私の場合は、職場の総務で申請用紙をもらい、
入院先の医療相談でも手続きの説明を受けることができました。
また、健康保険当ての封筒までいただき、
申請用紙書いたらすぐに郵送できる状態でしたね。
至れり尽くせりでしたよ~。
入院や手術が決まったら、職場の総務課で利用できる制度を確認!
働いているのであれば、まずは職場の上司に状況を報告・相談ですね。
それから、職場の総務課へ利用できる制度や休暇の件など相談しましょう!
今回は、高額療養費制度について書いてみましたが、
他に利用できる制度として傷病手当金があります。
傷病手当金については書類の記載に時間がとられ、
記事にするにはもう少しかかりそうです。
手続きが終わりましたら、記事にしていきたいと思います~。
入院や手術のお金がない!どうしたら?
まずは遠慮しないでください!
総合病院なら医療連携室や医療相談室が設置され、
ソーシャルワーカーがおり、相談窓口が必ずあります。
わからなかったら医師や看護師でもいいです。
そこからソーシャルワーカー、行政までつなげることができます。
そういう流れが作られてきました。
まずは、相談ですよ~( *´艸`)
ではでは、今回はこのあたりで・・・。
参考になればこれ幸いです。
最後まで読んでいただきまして、
どうもありがとうございました<(_ _)>