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この記事の最終更新日は 2021年5月2日 です。現在は状況が異なる場合がありますので予めご了承ください
お土産で貰った福島会津の赤べこの首が取れてしまいました。
どうにかして直せないかしら??
この記事は、赤べこの首を直したい人へ向けて。
また、「福島会津の赤べこってなあに?」と赤べこを知らない人へ向けて、赤べこの歴史などを書いています。
探してみるとあるもんです。赤べこの首の付け方動画。
さっそく動画をみながら、赤べこの首を付け直してみましょう!
壊れた赤べこを手直し まずはプロ手作業の動画を見てみよう!
こういう動画があって良かった!
ちなみに赤べこもいろんなタイプがあるので、福島会津に行く機会があったら、あちこちのお土産屋さんを覗いてみると楽しいですよ。
疫病退散!コロナ退散!壊れた赤べこを手直し
掃除機で掃除の最中に、首を吸い込んでしまい、慌てて引っ張ったら首がもげてしまいました(´;ω;`)ウゥゥ
これは息子さんの小学校修学旅行のお土産でした。
宮城では昔から小学校の修学旅行先は、おとなり福島県会津へ行くのです。
どこの家にも「赤べこ」がいるのは普通の風景。
いよいよ動画を見ながら赤べこの首を付け直していきますよ~!!
上手くいきますように・・・。
二本取りにした木綿糸を玉結びを作り、赤べこの首の下から糸を斜めに通します。
玉結びをした下の糸が輪の状態になっているので、下から首へ掛けます。
糸を引くと輪になった糸が締まります。
赤べこの胴体・背中の方から針を通します。
通した糸を輪にし、赤べこの頭を下からくぐします。
糸を引いていくと・・・
首が持ち上がり、上画像のように締まります。糸を長めに切ります。
ここで、首の位置や揺れ方を調整します。
赤べこの首の位置や揺れ方が決まったら、糸をいぼ結びにしましょう。
動画では、いぼ結びをした段階で終わっていたのですが、ミムラはさらに補強のために、木工用ボンドを結び目に少量つけました。
福島会津の赤べこちゃんが蘇りました~♪
んん~めんこい♡
福島会津の赤べこって?
赤べこ=赤い牛
牛のことを「べこ」って言います。
福島会津地方の郷土玩具ですね。張り子で作られていて、とっても軽く丈夫です。
子供の魔除けとして用いられてきたそうです。
赤べこの黒い斑点は何?
赤べこの黒い斑点=痘(天然痘)をあらわしたものです。
天然痘はその昔は、死に至る病として恐れられていたものです。
私が子供の頃はまだ「種痘(しゅとう)」ワクチンを受けていました。
WHOから天然痘撲滅宣言が出されたのは、1980年5月のことです。人類が唯一打ち勝つことができたウイルス感染症です。
赤べこの赤い色があらわすもの
赤い色はその昔、病魔を払うと考えられ、中国から伝わったそうです。
赤べこの由来は諸説あり、平安時代に蔓延した疫病を払った赤い牛の伝説や、会津地方で起きた大地震で壊れた円蔵寺の虚空蔵堂の再建のときに活躍した赤い牛の伝説がある。また、会津地方に天然痘がはやったときに赤べこの人形を持っていた子どもは病気にかからなかったという伝承もある。
引用元:Wikipedia
壊れてしまったものが蘇るのって何だか嬉しいものですね。
赤べこの由来を知ってしまうと、なおさら大切にしていこうと思えます。
手直ししながらモノを大切にしていくのもいいものですよ(*´▽`*)